会員皆様からの投稿
【Kissの会 メンバー投稿no.135】「春がくる」

子供の頃の冬の行事を想い出す。大晦日になると自家栽培した蕎麦の実を、石臼で粉にするのは子供達の仕事だった。その挽きたての粉で作った年越し蕎麦を食べ終わったら、「気をつけて行ってこい」と家族に励まされ、公民館に集る。そして […]

続きを読む
会員皆様からの投稿
【Kissの会 ゲスト投稿no.79】「水墨画は四君子から」

RSSC終了後、気ままにセカンドライフを過ごしていましたが、年々体力の低下と共に物忘れも気になり始め、手先を動かすことが認知機能に良いのではないか、また同時に趣味の幅も広げられると思い数年前から「水墨画」を始めました。 […]

続きを読む
会員皆様からの投稿
【Kissの会 メンバー投稿no.134】「故郷にて―デフォルト回帰―」

昨年末に浜松にあるわが家の墓を掃除しに行ってきました。長い間いろいろ理由をつけて足が遠のいていた実家のお墓。そこには代々の私のあまり知らない方々と一緒に私の父と母と、そして一昨年70歳で亡くなった一番上の姉も少しだけ分骨 […]

続きを読む
会員皆様からの投稿
【Kissの会 メンバー投稿no.133】「東山ブルーに会う旅」

善光寺に隣接した長野県立美術館の別館に東山魁夷館があります。なぜ長野に創られたのか、東山ブルーといわれる世界観に浸りながら、ちょっと学んでみたいと思う気持ちで今回の旅は始まりました。 今から2ヶ月ほど前、秋深く未だ山紅葉 […]

続きを読む
会員皆様からの投稿
【Kissの会 ゲスト投稿no.78】「自分史と立教」

立教セカンドステージ大学へ入学した2014年は福岡市で10年間の教員生活を終えて藤沢市の自宅に戻った直後であった。大学教員の仕事は傍で見るほど楽でなく、それまでの全力疾走をクールダウンさせる機会とみてRSSCの7期生へ入 […]

続きを読む
会員皆様からの投稿
【Kissの会 メンバー投稿no.132】「見守ってくれている柿」

古木のようになった柿の木が実家の庭に1本ある。どのような経緯で庭に柿が植えられることになったのかは、姉も私も知ることはできない。物心がついいた時から柿の木はあり、柿と共に姉と成長してきた。秋になると柿の実が食卓を賑わし、 […]

続きを読む
会員皆様からの投稿
【Kissの会 メンバー投稿no.131】「贅沢なコーヒーを一杯」

コーヒーがたまらなく飲みたくなる時がある。いざ仕事を始めようというそのとき。とっとと仕事にかかればよいものを、コーヒーを淹れたくなる。お湯を沸かす。フィルターに豆を入れて蒸す。少しずつお湯を注ぐ。そして、コーヒーを味わい […]

続きを読む
会員皆様からの投稿
【Kissの会 ゲスト投稿no.77】「『満蒙開拓平和記念館』を訪ねて」

コロナ騒ぎが始まる前年のことだった。旅に出たくなった。3日間予定を空けたのに行きたいところがない。前々日になって新聞の古い切り抜きを偶然見つけた。「満蒙開拓平和記念館開館」。そうだ、行先は決まり!初日の宿だけ予約する。早 […]

続きを読む
会員皆様からの投稿
【Kissの会 メンバー投稿no.130】「簡単じゃない。だから楽しい」

緊急事態宣言が全ての地域で解除になる直前の9月21日に、新宿にある住友ビルの三角広場で行われた『アウトサイドde太極拳』というイベントに参加した。『アウトサイドde太極拳』とは「外に出て太極拳を楽しもう」との掛け声で、コ […]

続きを読む
会員皆様からの投稿
【Kissの会 ゲスト投稿no.76】「顔のしわとインターバル速歩」

「これは、手術した方がいいですね」 医者は先ほど撮ったレントゲンのフィルムにペンで指しながら、背骨の潰れ具合を説明している。 「下から3つ目の骨が潰れていますね。これが神経に悪さをして痛いんですよ」 私の頭の中では「手術 […]

続きを読む