2017年度春学期科目「修了生が語るアクティブシニアの生き方」のご紹介

 この科目は昨年度に新しくスタートし大変好評を得ましたので、今年度も引き続き展開されましたが、各人の社会貢献活動の提案をテーマにワークショップを取り入れたり、発表会を開催したりと工夫を加え大いに盛り上がりました。(授業スケジュールと講義内容は下段参照)
 例年通りRSSC社会貢献活動サポートセンター登録の14研究会も、本科生必修科目「学問の世界」で2回に亘り盛大な報告会を開催し、受講生から非常に高い関心が寄せられました。
 一方、サポートセンターとは異なり、個人ベース、或は、地域でのグループベースでの社会貢献活動を展開されている多くの修了生がおられますので、その素晴らしいお話をお聞きすることは、受講生にとって今後の生き方の指針になるものと思われます。

「修了生が語るアクティブシニアの生き方」のスケジュール一覧

2017年6月7日現在 (敬称略)

第1
4月12日
基調講義『アクティブシニアの多様な生き方』
RSSC教員 坪野谷雅之(コメンテーター)
第2
4月19日
事例発表『地域育児ママの応援・地域の子供によりそう』
「“ホットサロン@むさしの”立ち上げ」:第5期専攻科修了 大河内千鶴子
「学習支援・子ども食堂へのチャレンジ」:第5期専攻科修了 石田真理子
第3
4月2 6日
事例発表『シニアの閉じこもり解消支援に』
「区民ひろばわくわくお洒落講座」:第6期専攻科修了 堀本恵子
第4
5月10日
事例発表『上野原市過疎化地域活性化等に関する活動』
「西原地域活性化の7年の歩み」:第1期専攻科修了 白井誠一
「上野原市の活性化対策」   :第1期専攻科修了 長田喜己夫
第5
5月17日
事例発表『趣味・特技等に関する活動』
「新座市の地元観光ガイド」:第1期専攻科修了 倉嶋恒雄
「茶の湯同好会の運営」  :第5期専攻科修了 小村晴美
第6
5月24日
(講義の振り返りグループディスカッションとまとめ・発表会)
第7
5月31日
事例発表『再雇用・再就職の現実』
「大手企業の再雇用の事例」:第8期専攻科 宮崎弘之
「中小企業の再就職の事例」:第8期専攻科 高田佳雄
第8
6月7日
 
事例発表『起業・経営に関する活動』
「MONODUCE Inc.の起業」 :第3期専攻科修了 加藤 隆
「シニア女性の企業経営の視点」:第6期専攻科修了 名古屋美鳥
第9回
6月14日
事例発表『アクティブシニアの活躍支援』
「現役ネットの運営」      :第7期専攻科修了 矢野康秀
『シニアネットワークおだわら&あしがらの活動」:第7期専攻科修了   高橋豊房
第10
6月21日
事例発表『NPO法人設立支援・総合サポート支援』
「NPO法人設立支援」 :としまNPO推進協議会代表 柳田好史*
「創業サポート支援」   :日本政策金融公庫池袋支店長 井原守茂*
第11
6月28日
事例発表『がん患者の励ましの全国講演活動』
「重粒子治療の普及」:第2期専攻科修了 堤 静香
第12
7月5日
事例発表『修了生によるNPO法人の設立と活動』
「学生支援ハウスようこそ」     :第5期専攻科修了 中村隆俊
「シニアの再チャレンジを支援する会」:第8期専攻科修了 小池久雄
第13
7月12
「皆さんの社会貢献活動の提案」
グループディスカッション・まとめ・発表会
第14
7月19日
「この授業で学んだ感想文」の作成と発表会
授業の総括 担当教員 成田康昭

 14回の授業の終わりに、担当教員の成田康昭先生から、次のような講評がありましたので、毎回のリアクションペーパーの一行フィードバックのいくつかの例と共にご披露いたします。

(成田先生講評の一部)
RSSCの「学び直し」「再チャレンジ」「異世代共学」のうち、「再チャレンジ」はRSSCを≪勉強して終わり≫にしない重要な要素です。しかし、修了生の活躍なくしては成り立たない。その意味で、昨年始まったこの科目は、これまでのRSSCの果実によって成り立っている。皆さんのリアクションペーパーを見て、その手ごたえを感じた。

(リアクションペーパーの一部)
・「夢」の実現に向けた情熱は相当なもの。でもまだ「what」が決まらずがシニアの現実か。
・何とかして社会貢献に首を入れてみたい。これからの人生の新しい出発点にしたいと思う。
・「やらなければならない」ではなく「やりたい/楽しい」という気持ちで参加できたらと思う。
・定年退職後、RSSCが縁となりチャレンジされたことは頭が下がる思いです。
・世の中のニーズとそれに対応できる情報をつなぎ、社会に貢献するNPOは非常に興味深い。

(同窓会広報委員会取材)

 

 

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