9月29日、当研究会の顧問である松田先生が副学長をつとめる丸の内プラチナ大学主催の「北海道美唄市東京講座」に参加してまいりました。
今回の講座は、6月27日~29日に開催された現地フィールドワークの参加者より「びばい的未来人材育成 ~地域活性化をささえる人材育成について考える~」をテーマに、FW参加者一人ひとりが「私」主語で地域資源を生かしたプレゼンを行いました。
当研究会メンバーの石橋輝昭さん(17期生)もFWに参加し、立教セカンドステージとして今までの知見も活かし、また、美唄に実際に行っからわかる魅了を踏まえ、おてつ旅プロジェクトということで、立教セカンドステージ修了生を対象として美唄の魅力ある簡単な仕事をセットした旅を企画運営するという魅力ある提案を発表を行い、桜井市長より「RSSCの皆さんが美唄市の多くの体験を持ち帰り、応援団として活躍してほしい」との講評をいただきました。
美唄市は現在、人口約1.8万人。毎年2%以上のペースで減少が続き、高齢化率は45%と全国的にも高水準にあります。子どもの減少、担い手不足、企業数の減少、そしてまちの賑わいの失速――こうした課題は喫緊のテーマです。かつて炭都として人口9万人を誇った美唄の歴史を踏まえつつ、いかに未来を支える人材を持続的に輩出していけるか、桜井市長の公約の"一丁目一番地"である「未来人材育成」を軸に取り組んでいます。
証券会社の方や大学生、各種団体の方など様々な13名のFW参加者からの発表のあと、桜井市長、松田先生などを交えたパネルディスカッションでは、得られた知見や課題、将来に向けたアイデアを討議されました。
また、終了後は、美唄市の地酒や特産品による交流会が開催され、参加者皆が美唄市の魅力を感じ、地域の今後について学ぶとともに、美唄市と共に"自分が"できることについて考える機会となりました。
プラチナコミュニティ研究会 17期生 内藤保


