学びの情熱尽きることなく
2期生会顧問 秋吉秀人
RSSCの終了後、現在は立教ラテンアメリカ研究所主催のラテンアメリカ講座を受講している。この講座は1964年に開講した公開講座、通年生で立教大学の学年歴に従って1年間学び、主に土曜日に講義が行われ12科目が開講、学年末には成績表が送られてくる。今年私は「ラテンアメリカ論(政治)」を受講している。その内容は、ラテンアメリカの政治―政治史、政治体制、民間移管後の諸問題などでラテンアメリカに共通する政治の特徴について知ることができる。日本の政治の特徴との比較することでラテンアメリカの諸国の歴史・文化なども併せて勉強になる。日本ではあまり報道がされていないラテンアメリカを勉強することで世界情勢や中国、アメリカがラテンアメリカ諸国との関わりなども知ることができる。毎時間リアクションペーパーの提出の義務があり成績評価になっている。年度末にはレポート提出が求められる。政治は経済や社会等の様々な分野と関連しているため、ラテンアメリカへの理解の足がかりになっている。
受講生はさまざまで現役の大学生からラテンアメリカで仕事をされて豊かな経験を持った方々やRSSC修了生など35名程度が受講している。その中の一人20年(2001~2020)グアテマラ、キューバ、ベネズエラで仕事をされた方の報告を聞く機会があり、具体的なラテンアメリカでの生活事情が理解できた。ラテンアメリカ諸国の政治は大統領制、日本は議会制の政治体制。どちらの政治体制が一般市民対して豊かな政治だろうか。
学びの情熱尽きることなく。
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