長嶋茂雄の思い出
3期生会顧問 神山 利
今年の六月、ミスターこと長嶋茂雄が亡くなった。われわれの時代の憧れだった。
昭和を代表するスターが、また一人われわれの前からあの世へと旅立ったのだ。
長嶋茂雄には3つの思い出がある。
一つ目は、立教大学4年秋のリーグ戦で慶応の林投手から打った六大学新記録の8号ホームランだ。1957年(昭和32年)、当時中学1年生で野球少年だった私にとって強烈だった。
二つ目は、1958年(昭和33年)4月のプロデビュー戦、国鉄スワローズのエース金田正一の前に4三振のデビューだったことだ。中学2年生の私は、当日土曜日の課外授業で朝倉彫塑館にいた。誰かが携帯ラジオを聞いていて「長嶋三振」と叫んだのが今でも耳に残っている。対戦した金田正一が「三振しても三振しても思い切って振ってくる長嶋は凄い。スウィングが実にいい。必ず大物になる。」と言っていたのが印象的だった。
三つ目は、現役を引退し監督時代だったと思うが、私が銀座のワイシャツ屋さんにいたところ、長嶋茂雄が入ってきた。あの甲高い声で「ドレシャツ10枚」と注文した時はびっくりした。注文が終わるとあっという間に店を出て行った。他にお客もいなかったので、「サインをもらっておけば」と思ったが後の祭りだった。
テレビが普及した時代だった。テレビを通して男の子は皆野球に熱狂した。その時代に輝いた「長嶋茂雄」が、投手「大谷翔平」と対戦したら、結果はどうなるかが話題となるのだから、時代を超えたスーパーヒーローと言っても過言ではない。
今年五月に「長嶋茂雄氏顕彰モニュメント」が、立教池袋キャンパスに設置されたという。一度、訪ねてみたいと思っている。
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