コロナという罪
6期生会顧問 今田悟史
RSSCは最高の選択だったと思います。在学中は手あたり次第新しいことにチャレンジしました。今の自分が出来上がるにはRSSCで過ごした時間が必要だったと思います。しかし、12年という歳月が流れた今、新しいことに挑戦しようとする気力がまだ残っているのか疑問です。
RSSC専攻科のゼミを中心に生まれたRSACは、今でも豊島区の2つの小学校の放課後学習支援や中野区でのお年寄りのサロンの活動を続けていますが、参加するRSAC側のメンバーも固定化し、自分たちも大いに楽しもうという精神は細ってきたように思います。ゼミをそのまま延長したような定例会はRSSC時代と同じように毎週開催して大いに議論していましたが、現在は月2回の開催となり、始まったころの熱量は失われ、ただの飲み会になってしまいました。
きっかけは2020年に始まったコロナです。小学校の学習支援もコロナで再開まで1年以上が経ってしまい、窓口になっていただいていた校長や副校長の異動や退職で2校は再開に至りませんでした。
昨年6期生会総会を5年ぶりに開催しました。久しぶりなので参加人数も増えることを期待していたのですが、結果はいつも会っているRSACのメンバーと6期生会の役員、その他の参加者は2,3人という有様でした。今後6期生会をどのように再興していくか、頭の痛い問題です。
RSACのメンバーの中に、私の現在の年齢でRSSCに入学した方が2人いて、今もRSACの活動に積極的に参加されています。翻って、自分は今RSSCに入るほどの気力があるだろうかと考えてしまいます。12年後の自分が現在のお二人と同じくらい生き生きと人生を楽しんでいるだろうか、自信がありません。
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