気心クラスに参加して
秋の気配が感じられてきた9月の末、気心のクラスに参加した。健康に関心のある20人ほどが参集した。先生のご講義はもちろん、先生編集の資料にある先人の知恵の数々は、次の世代にも引き継がれるべき有益なことばかりと思う。先生のお話を拝聴し感想を書かせていただいた。
き気功
気功は、<流れ>を助けるエネルギーなのではないだろうか?人体には血管やリンパ管が網の目のように存在する。液体は上から下へ、高所から低所へ流れていく。血液は動脈と静脈を使い、心臓のポンプの力で上方に遡る。そしてその循環を休みなく繰り返す。リンパ液も然り、体中を巡っている。そのために、酸素や栄養を体中に巡らせるためのエネルギーを必要とするのだと思う。ポンプを一定のリズムで動かすのにも、それぞれの内臓の機能を保つためにも、生命維持のための代謝の助人の存在、それが気というエネルギーなのだろうかと思った。
こ転ばぬ先の杖
テレビを見ながら両手をこすり合わせる。起床の時、就寝の時、ベッドの上で丹田の上に重ねた掌をゆする。細やかな行動で、気の巡りを活性化できるようだ。大病を背負う前に、気を巡らせて代謝を高め憂いの少ない日々にしたい。
う憂いを感じるお年頃の私たち
現代は、東洋医学と現代医学のコラボレーションがベストと私は思う。現代医学は局所治療で、薬の副作用も怖い。東洋医学の中でも、気功という療法は痛みを伴わない。反射区という知識は必要だが、自分に合った加減で反射区を刺激することで、痛みの軽減や、代謝の促進による体調の改善がみられるという。
仕事を離れ、子育ても終わり、孫の成長を楽しみに暮らす日々。心配事と言えば、体調の不安事。不安を最少にして残りの人生を、楽しく面白く過ごしたい。日々の簡単な養生で、体力の維持や、代謝の促進ができる方法を知り、自分の体と向き合う大切さを再認識できた。
おしまいに、健康に関する興味深い講義をしてくださる渡辺先生、運営に関わってくださっている皆さまに多謝。
3期生 嶋岡 照代

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