RSSC副学長に就任して

 RSSC同窓会のみなさん、本年4月1日からRSSC副学長に就任しました野澤と申します。わたくしは、これまでの副学長の多くと異なり、リベラル・アーツ系ではなく、法律(民法)という実学を専門としています。とりわけ、RSSCとの関連では、超高齢社会における消費者の保護などにも関心を持っています。

 ところで、わたくしからRSSC同窓会のみなさんにお伝えしたいことは、次の2点です。

 1つは、RSSCの修了生も、全員が立教大学の卒業生である、ということです。みなさんの中には、すでに立教大学のいずれかの学部を卒業し、社会で活躍された後にRSSCに入学して修了された方もおられると思います。しかし、そうでない方もみな、立教大学の卒業生です。そのことを決して忘れることなく、誇りに思って、これからの社会生活を営んでいただければ幸いです。そして、RSSC同窓会が、立教大学校友会とも、何らかの形で連携することができるよう、わたくしも考えてゆきたいと思います。

 もう1つは、RSSCの修了生の社会貢献活動を積極的に支援してゆきたい、と考えていることです。すでにサポートセンターの研究会活動等をとおして、修了生の多くの方が社会貢献活動に携わっています。半面、立教大学でも社会連携活動を行っていますが、これまで立教大学の活動とRSSCのそれとが連携することはありませんでした。しかし、これからは、立教大学の社会連携教育の見直しを行う中で、両者が積極的に連携してゆけるような場を形成したいと考えています。

 RSSCは、この2018年、開設10周年を迎えています。しかし、まだまだ制度としては改善すべき点が多く、道半ばというところです。わたくしは、RSSCを一層充実させ、その持続的な発展を可能とし、さらに多くの修了生を輩出するために、できる限りの尽力をしたいと思っています。そのためには、RSSC同窓会のみなさんのご協力が必要不可欠ですので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

RSSC副学長(立教大学副総長)
野澤 正充

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十期生・ 編集チーム