私達名画の会は、10月17日(金曜日)東京大学本郷校舎の見学を行いました。幸い秋晴れのさわやかな晴天に恵まれ、参加者6人は、東大赤門前に集合しました。
ここ東大本郷校舎は、江戸時代、大名前田家の上屋敷で、明治になり寄贈されたものです。その優美で重厚な佇まいに目を見張りました。有名な赤門は、将軍家斉の姫君が前田家に嫁ぐ時に記念して作られたものだそうです。
構内にあるフレンチレストラン(椿山荘ホテル直営「カメリア」)でランチをとった後、三四郎池に向かいました。この三四郎池という名は、夏目漱石の小説『三四郎』から名付けられたものだそうで、静寂に包まれた池は、想像していたよりかなり大きく、大きな鯉が優雅に泳いでいて、周りの森も鬱蒼としていて、東京の真ん中にこんな景色を見ることが出来るのかと驚きました。校舎はレンガ造りの時代を感じさせるもので、昔からの建物の外観を残しており(内部だけを改装)、私たちの学生時代を思い起こさせるものでした。最後に安田講堂を見学したら、昭和40年代頃の学生運動の名残と思われる投石の跡が今も残り、タイムスリップしたようでした。
見学の最後に、構内に新しく建てられた現代的な建物(クラシックな校舎の建物とは対称的な建物)の中にある喫茶店に入り、思い出話に花が咲きました。
文責 佐藤祐子
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