長いようで短かった、短いようで長かった10年間

 RSSC創立からの10年間を振り返ると、まず「長いようで短かった、短いようで長かった10年間」という思いが沸き起こってきます。前者の「長いようで短かった思い出」は受講生の方々との楽しい思い出の数々です。とりわけ毎年の清里ゼミ合同合宿は、事務室職員としても受講生の皆さんとの距離が一挙に縮まる千載一遇のチャンスでもありました。カメラのファインダー越しに見えるキャンプファイアや懇親会での皆さんの笑顔はほんとうに忘れられません。

 一方で、「短いようで長かった思い出」は、当時の理事会や総長室、関係部署の方々に少しでも理解・支援いただけるように努力してきたちょっぴり苦い思い出の数々です(現在はしっかりと支援いただいています!)。その内容についてはここで詳しくお話しすることは差し控えますが、10年経っても他大学で同様の仕組みがなかなか広がらないことからもお察しいただけると幸いです。

 ただ近年は、人生100年時代と称されるようになり、ようやく社会の側もRSSCの理念に追いついてきたように思います。修了されてもRSSCを誇りに思ってくださるような関係づくりを広げることがこれからのRSSCの課題だと思っています。どうかこれからもご支援をよろしくお願いします!

立教セカンドステージ大学事務室
足立 寛

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十期生・ 編集チーム