「RSSC茶の湯同好会」活動報告　2017年3月

第36回：2017.3.7（火）13:30～16:30　　於 目白庭園赤鳥庵　　　参加者18名

３月のお稽古は7日の午後の実施となり、部屋の確保が抽選の為、あいにく火曜日の選択となりましたが、多数の方が参加されました。この日は天気も良く、赤鳥庵の庭には梅やサンシュ、寒アヤメが咲いていている陽気の良い一日でした。お稽古は、炉のお点前に二つの釜を使って、充実した雰囲気の中で行われました。茶花については、各自がそれぞれ床の間の花に関心を持って臨めるように、茶室に似合う活け方を学びました。
今月のお花は、笠原さん宅の庭に咲いた白（白拍子）とピンク（三浦乙女）の椿に、馬酔木の花をあしらって清楚な雰囲気を醸し出してくれる茶花が活けられました。

【見学会行事】
東京国立博物館見学＆東天紅上野本店（昼食会）　2017.3.27（月）　参加者１６名　

4月に入り、桜が丁度咲く頃を見計らって、東博の花の庭園を鑑賞したく、この時期をねらっての企画でしたが、前日からの生憎の雨の為、室内だけの鑑賞となってしまいました。
午前10時30分に東博本館２Ｆの「茶の美術」の部屋に集合して、小村会長から茶道具の鑑賞の仕方について、展示品の前で説明をしていただきました。京都から移設されたという庭園の茶室「転合庵」は、残念ながら窓からの鑑賞でしたが、八分咲きのしだれ桜が趣きを添えていました。
その後は東天紅上野本店に場所を替え、中国料理のバイキングを楽しみました。日ごろ語り合う機会が少ない仲間だけあって、この日は、皆さんの茶の湯についての思いをお聞きする良い機会となりました。