12月のお稽古 2019.12.16.(月) 参加者26名 
                                   晴れ 於 目白庭園赤鳥庵

12月のお稽古は,16日(月)に行われました。この日は好天に恵まれ、26名が参加して、賑やかに実施されました。目白庭園の庭木は、既に雪吊りが幾何学模様に張り巡らされており、いつもの景色とは異なる趣きを添えていました。
入口の立て看板には「凛と澄んだ冬の空気が園内を満たしています。お庭では椿が咲き、花の蜜を吸いに来た目白のつがいの仲睦まじい姿を見かけます。木々の葉が落ち、鳥を見やすい季節です。」と書いてありました。
お稽古は、先月から炉のお点前になっていましたが、今回は来月の初釜の予行演習の為に最初は濃茶が点てられました。その後、いつものように二つの部屋で、お薄の稽古を致しました。
二つの釜を使用してのお稽古は部屋全体を温めてくれるので、途中からは暖房のエアコンを切っても汗が出るほどでした。
床の間の生け花は、笠原さんの自宅で丹精を込めて育てられた椿の加茂本阿弥と秋の山という品種が紅葉と一緒に飾られました。もう一つの床の間には、椿と馬酔木の花や紅葉などが花瓶に生けられました。
今年最後の機会とあって、皆さん和気あいあいと、炉を使ってのお点前の稽古に、時の経つのも忘れて積極的に励まれました。ご苦労様でした。

稽古風景

 

 

 

 

 

生け花

茶室の風景