名画(美術)鑑賞友の会 鑑賞会事前学習会報告
日時 2016年7月27日
場所 立教松本楼にて
テーマ 「ルノワール展」新国立美術館
講師 大箸渡さん
鑑賞会予定日 2016年8月10日(すでに鑑賞報告書を8月29日掲載済み)
『ルノワール』 ピエール=オーギュスト・ルノアール
フランスの印象派の代表的画家
風景画、花などの静物画もあるが、代表作の多くは人物画である。晩年は豊満な裸婦像などの人物画に独自の境地を拓いた。
1841.2.25 フランス中南部 リモージュに生まれる
1861年 シャルル・グレールのアトリエ(画塾)に入る
1962年 官立美術学校に入る(21才)
1919.12.3没(78才)
長男 ピエールは俳優、 次男 ジャンは有名な映画監督
ルノワールの作品は、4000点
ルノアールの逸話
師のグレールが「君は自分の楽しみのために絵を描いているようだね」、ルノワールは「楽しくなかったら絵なんか描きませんよ」
「芸術が愛らしいものであってなぜいけないんだ。世の中は不愉快なことだらけじゃないか」
1.印象派とは
印象派の特徴は、目に見える筆のストローク、戸外制作、空間と時間による光の質の変化の正確な描写、描く対象の日常性、などがあげられる。
印象派は戸外で制作することで、瞬間的な日の光だけでなく、それが変化していく様子も捉えられることを見つけた。さらに細部ではなく全体的な視覚的効果を狙って、(従来のように滑らかさや陰影にこだわらず)混色と原色の絵の具による短い断続的なストロークを並べて、鮮やかな色彩をそれが振動しているかのように変化させた。
(主な印象派の画家)
ルノアール、 モネ、 シスレー、 ピサロ、 セザンヌ、
ドガ、 モリゾ、 ギヨマン
2.ルノアール展 (2016.4.27~8.22 新国立美術館)
オルセー美術館とオランジェリー美術館のルノワール作品が一堂に会することで実現する美の競演
(主な展示作品)
「陽光のなかの裸婦」、「読書する少女」、
「草原の坂道」、「ぶらんこ」、
「ムーラン・ド・ギャレットの舞踏会」(日本初公開)、「田舎のダンス」、「都会のダンス」、
「ピアノを弾く少女たち」、
「横たわる裸婦(ガブリエル)」、
「浴女たち」(日本初公開)
以上
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