名画(美術)鑑賞友の会 活動報告書(第8号)

活動テーマ「メディチ家の至宝-ルネッサンスのジュエリーと名画」鑑賞 
参加者 7名
実施日時  2016 年 5 月 27 日(金) 10:00~12:00
活動場所     東京都庭園美術館(目黒)

鑑 賞 記

2016年5月27日(金)雨の中、東京都庭園美術館にて開催中の「メディチ家の至宝-ルネッサンスのジュエリーと名画」の見学会に参加しました。
1.展示内容
今回の展示は、メディチ家の人々の肖像画と彼らが所蔵していた宝飾品とに、大きく2種類に分けられる。肖像画は、富と権勢を誇示するような豪華な装飾品を身に着けたメディチ家一族の人たちが描かれていて、当時は肖像画がお見合い用に使用されたという話に納得がいった。個人的には、肖像画よりも宝飾品の方が興味深かった。様々な宝石や真珠が施された指輪やブローチ類が多く、非常に豪華なものである。事前勉強会で学んだカメオとインタリオの違いも実物を見て確認することができた(坂田さんに感謝)。ただ、デザイン的には少し派手すぎて、現代の感覚からすると、「少し成金趣味かな」という印象もあった。
2.庭園美術館
この時期は庭園の緑がとても美しく、手入れの行き届いた庭を散歩するのは気持ちがよかった。美術館は、新館を加えて2014年にリニューアルオープンしたとのこと。image2旧館の中はアールデコ様式の調度品やランプが美しく、天井が非常に高いので各室内がとても広く感じられた。新館にはショップとカフェがあり、明るく開放的だ。旧館と新館の建物のバランスも良く、美術館自体も楽しめた。
<参考>シニアは入場料がお得!
65歳以上の方は700円で入場できます。真珠を身に付けていると、更に100円割引してもらえます。是非シニアの特典をご活用ください。(専攻科 細波美佐子記)

絵画クラブ活動報告8

名画(美術)鑑賞友の会主宰 渡邊敏幸 tokyo.tomine-toshi@ezweb.ne.jp

この記事の投稿者

八期生