「茶の湯同好会」活動報告　2016年3月　

今年度最後の茶の湯の稽古は、生憎の小雨模様の日ではありましたが、大勢の方が参加されて実施されました。目白庭園には丁度サンシュユの黄色い花が咲いていました。よく見ると池の傍には蕗の薹も花を咲かせていました。今日も結婚式を迎えての衣裳を着けたカップルが、式用の記念写真の撮影に来ており、茶室の縁側から微笑ましい光景が見えました。

第24回：2016年3月7日（月）　13:30～16:30
                       於　目白庭園赤鳥庵　　　　　参加者：26名

茶室の床の間の掛花入には、白椿に、芽吹きしたばかりのブルーベリーを一枝あしらって飾らました。今回は、二部屋とも炉での稽古が出来るように準備して、薄茶の運び点前の作法を学びました。この頃になると皆さん大分慣れてきて、積極的にお点前をする側に回って、少しずつ上達することの喜びを噛みしめておられるように見えました。
指導をして頂く小村晴美会長と高島あい子先生には、労を惜しまぬ姿にいつも励まされ、賑やかな中に稽古をさせて頂きました。生徒達は座ることによる足の痛さにも忘れる程、夢中になれるから茶の湯には不思議な魅力を感じることが出来ます。

なお、3月16日（水）は三井記念美術館の見学会及び懇親昼食会を行うと、幹事側からの発表がありました。
いよいよ、茶の湯同好会は今年の4月で3年目に入り、次回は4月4日（月）を予定しています。
この日は年1回の会員総会を兼ねて行いますが、初めて夜の時間帯に実施する稽古日となります。目白庭園の茶室の予約が抽選となっているため、なかなか希望の日時の予約が取れにくくなっています。会員の皆さんにはご理解の程、宜しくお願い致します。