『RSSCプラチナコミュニティ研究会』の活動紹介

 私たちのプラチナコミュニティ研究会は、昨年度のホームカミングデーにおいて、RSSCのワイン愛好者と共に、山梨立教会・山梨英和大学メイプルカレッジ社会貢献活動グループ・甲州市勝沼ぶどうの丘と山梨銘醸(七賢)の協力で、甲州ワインと日本酒の試飲会、甲州ワイン、シャインマスカット販売の出店は、長蛇の列ができるほどの賑わいぶりを見ました。今年度は、インターネットホームカミングデーで、甲州ワインの伝統と文化のPRをメインテーマに、次の多彩な活動を紹介します。(注)メイプルカレッジは、1999年に山梨英和大学の生涯学習機関として設立され、その会員は既に4,500名になります。

 

 

 

 

 

 

 

(2019年度ホームカミングデー試飲風景)  (2019年度ホームカミングデー演奏風景)

 
1.甲州ブドウの歴史の紹介
 明治10年(1877)の大日本山梨葡萄酒会社が誕生し、高野正誠と土屋助次郎の2名をフランスにワイン造り研究に派遣しました。明治21年(1888)にその後継として甲斐産葡萄酒醸造場(後の大黒葡萄酒株式会社=宮光園)が開業しまし。歴史的に栽培されている品種は甲州種などで棚栽培によって行われて、今や甲州ワインとして世界に発信されています。(注)『勝沼のブドウ畑及ワイナリー群の文化的景観』(甲州市・甲州教育委員会発行)より。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(2名の派遣員)           (当時のブドウ酒のラベル) 

2.甲州市勝沼ぶどうの丘の紹介 『勝沼ぶどうの丘』をクリック
 ぶどうの丘は、甲州市のワイン品質審査会に合格した推奨ワイン約200銘柄が揃い世界のワインシーンに視野を向けた「日本ワインの成長と発展」の役割を果たしています。所属ソムリエが「甲州種ワインの魅力」を伝え、「ワイン産地の風土」も紹介しています。  〒409-1302 山梨県甲州市勝沼町菱山5093Tel:0553-44-2111

 

 

 

 

 

(勝沼ぶどうの丘の風景)           (ブドウの丘のワインセラー)

3.最近のトピックス
①甲州市は文化庁から、「日本ワイン140年史~国産ブドウで醸造する和文化の結晶」というタイトルで、令和2年度日本遺産に認定されました。
②山梨県は国産ブドウのみを使った「日本ワイン」発祥の地とされ、その生産量は2018年度に5189キロリットルで全国首位の31%を占める。19年8月には「ワイン県」を宣言しました。
③山梨県の長崎幸太郎知事に、日本ソムリエ協会(田崎真也会長)から「ソムリエ・ドヌール(名誉ソムリエ)」の称号が贈られました。

4.峡東地区(主に甲州市)「観光発展協力プロジェクト」の活動状況
 東京と山梨の相互の交流を深めるため、毎月1回交互に会合を持つこととし、例えば、八重洲にある『アンテナショップ山梨館』の見学とレストラン『Y-wine』での会食、山梨側では塩山回遊・ぶどうの丘での会食懇談会を開催しています。そして、リモート会議を毎月開催し、社会貢献の学びと研究、その実践化に注力しています

 

 

 

 

 

 

(『アンテナショップやまなし館』)   (レストラン『Y-wine』での会食)

 

 

 

 

 

 

 

 

(『2019.12.7山梨回遊 枯露柿作り体験』) (『2019.12.7山梨回遊 そば丸で食事』)

5.第5回「甲州市おもてなし講座」の開催

県外の方も大いに歓迎ですので、次のリーフレットご参照の上ぜひご参加ください。

この記事の投稿者

編集チーム 十一期生