「人生の節目のチャレンジ」

11期生会顧問 石井友二

 2020年3月にRSSCを修了しましたが、修了間際にコロナ禍に見舞われ卒業式や計画していたゼミでの卒業旅行も中止せざるを得ませんでした。

 最後の行事が中止となったことは残念でしたが、本科、専攻科での清里合宿や所属していた研究会によるホームカミングデーでの活動等思い出に残る人生二度目の学生生活でした。

 修了後の個人的なチャレンジとして古希を迎える記念にフルマラソンを完走することとベートーベンの交響曲第九の合唱に参加することを目標に取り組むこととしました。

 マラソンについては、2022年の東京マラソンの抽選に運よく当たり半年くらい練習に励みましたが、まだコロナ禍が収まらず開催はされましたが高齢者には自粛要請があり、

翌年優先出場権が与えられました。一度中止になり練習は中断していましたが、改めて早朝ランニングを始めて週末は自宅から皇居までジョギングか自転車で移動し皇居5km周回コースを2周する練習を繰り返した結果、目標とする4時間台は無理でしたが、何とか2023年の東京マラソンに完走出来ました。

 合唱については豊島区の第九合唱団に10年ぶりに参加してのチャレンジでした。週1回の練習に4か月間参加しましたが、予定した演奏会がコロナ禍で中止となり合唱団も解散となりました。その後コロナが5類となり2024年の演奏会を東京芸術劇場で開催することとなり合唱団も再結成され、合唱団の一員として歌うことが出来ました。

 RSSC修了後コロナ禍に翻弄される月日を経ましたが、漸く日常生活が戻り「学び」も「遊び」も情熱尽きることなく次のチャレンジに向けて取り組んで行きたいと思います。

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編集チーム 十六期生