２０２５年１月１９日に開催いたしました『第７回アートセラピー・ウクライナの皆さんとの交流会』の模様を紹介いたします。今回は日本の参加者１１名、ウクライナの参加者１０名、中国人の留学生1名の合計２２名、過去最多の参加者にて盛大に開催いたしました。今回の参加者の中には、板橋区議会議員、大学の医学部の学生、中国からの留学生等プロボノ研究会以外の方もおり、ウクライナ人と日本人との交流の輪が確実に広がっていることを認識しました。
今回は２０２５年の最初のアートセラピーということで、『２０２５年の夢や目標、どうやって実現させるのか…？』というテーマで、自由な形で作品を仕上げていきました。“年初の夢や目標”をアート作品でどのように表現するのかとても興味深く、参加者のテーマに対する捉え方が様々で、実に幅広くユニークな作品が仕上がりました。
また今回は同時進行で、『初めての書道体験会』も実施いたしました。ウクライナの皆さんが赤井里夏先生（プロボノ研究会メンバー）の日本語の漢字のお手本を元に、自分の名前を墨と筆で書き上げる作業に一喜一憂している姿から、日本の書の心が国境を越えて伝わっているようでとても感慨深いものがありました。
アート作品の発表においては、自分自身のこれからの生き方を中心に語るシニア世代、目の前の現実に対して目標を語るヤング世代、また自分自身の内面を表現するミドル世代など、表現の方法は様々ですが、どの作品も作者の想いを熱く語る姿が印象的でした。 また作品に対する質問もナタリア先生からだけでなく、他の参加者からも鋭い質問があり、それによって自身の内面に気づかされる参加者も多かったようです。今回もアートセラピーの奥深さと、さらなる可能性を体験することができました。
そしてそれぞれの夢や目標を実現させるための行動を突き詰めていくと、最終的には目指すべき方向は『愛』と『平和』と『希望』への想いに繋がっていくことに気づかされました。まるでジョン・レノンの『Imagine』の歌詞を体感するような貴重な時間でした。
～ Imagine there’s no countries It isn’t hard to do
（想像してごらん 国なんて無いんだと そんなに難しくないでしょう？）
Nothing to kill or die for And no religion too
（殺す理由も死ぬ理由もなく そして宗教もない）
Imagine all the people Living life in peace ～
（さあ想像してごらん みんながただ平和に生きているって…）
今後も定期的に継続して活動していく計画です。プロボノ研究会の活動にご興味のある方、アートセラピーに興味のある方はぜひお声がけください。
RSSCシニアプロボノ研究会 １５期生 中川與和
【連絡先氏名・メールアドレス】
代表者 ウイックスかおり rsscsrprobonodsk@gmail.com
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