2024年5月18日(土) 「 コミュニティ心理学 連続講座(第一講)」がセントポールズ会館2Fにて開催されました。
当日は、5月らしい爽やかな晴天の中、22名のメンバーが集まりました。本講座は「あどらーカフェ」の顧問であり立教大学名誉教授の箕口雅博先生のご専門である「コミュニティ心理学講座」を学ぶ4回の連続講座の第一回目となります。
まず、冒頭に箕口先生よりオリエンテーションとして、本講座の概要と目的として、複雑な環境要因が絡みつく現代社会では心理的支援を必要とする人々が増えていること。解決ニーズも多様化していること。コミュニティへのアプローチの重要性やコミュニティの様々な人々との協力の重要性などを伺いました。
次に、コミュニティ心理学の基礎について、先生より資料を使用しながら、詳しくレクチャーを頂きました。
後半では、参加者22名がA~Eの5つのグループに分かれてワークを実施致しました。グループワークは下記の2課題となります。
課題1:コミュニティ心理学のキャッチ・フレーズ「軽快なfoot-work、綿密なnet-work、そして少々のhead-work」なぜ「少々のhead-work」なのか考えてみてください。
時間の関係でグループlineに各自の考えを登録しましたが、気づきの多い、正に多様性を実感するワークとなりました。
課題2:心理学の基本的な発想12個のうち、とくに重要と考えるもの三つを選び、重要と思う順に、順位をつけてください。
こちらは、グループ毎の討議の上、グループ毎に意見をまとめてグループlineに発表。偶然、私を含め同じグループの方が全員キャリアコンサルタントの国家資格を持たれており、それぞれのスタンスからのご意見をお伺いし、学びの多いグループワークとなりました。異なる考え方やそれぞれの専門分野や世代を超えた協業の重要性を身をもって感じた貴重な経験となりました。
その後、箕口先生も含め、「松本楼」での楽しいランチ懇親会。私は初回参加で、緊張して伺いましたが、席割もくじ引きで皆さん明るく受け入れて下さり楽しい会となりました。
私たちを暖かく導いて下さる箕口先生、この様な機会をアレンジして下さる「あどカフェ会議室」の皆様に深く感謝申し上げます。6月以降の講座も楽しみにしております。
14期 富田 由美