うるう年の2月29日午後2時、藝大オペラ体験会(昨年10月「コシ・ファン・トゥッテ」)に参加したメンバーを中心に3期生から14期生まで12人が東京文化会館に集まり、東京二期会オペラを鑑賞しました。3幕約4時間、我が国トップクラスの配役による「タンホイザー」、それも飛び切りに良い席でワーグナーの世界に浸ることができました。
我々の理解を進めるために14期・15期の「オペラの会」の皆さまと一緒に「タンホイザー」事前説明会に参加させて戴いたことも、肩の力を抜いて<笑>オペラを楽しむことができた大きな要因となりました(特に説明会での「タンホイザーのストーリーは浦島太郎に似ています」という一言に頷きながら鑑賞しました。筆者だけかもしれませんが…)
オペラ鑑賞後、感想を報告しながら会食を楽しみました。その中で「事前説明会があったので安心して観ることができた」・「オペラや能は一人よりグループで観る方が良い」・「ワーグナーの神話的・耽美的世界を、なぜニーチェやヒットラーが好んだのが分かった気がする」・「音域と役割の関係を理解できた」・「同じタンホイザーでも演出家によって相当異なる」・「ミュージカルとは歌の力が違う」・「やはり長~い」・「次にバレエはどうですか?」などの意見がありました。
ユリイカ アートサークルの理念は「芸術・文化で暮らしにアクセントを!」です。アートやオペラに留まらず、今後も参加戴いた皆さんの声をお聞きしながら、新しい芸術・文化領域の企画も進めたいと思います。どうぞ、ご関心をお寄せください。
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ユリイカ アートサークル事務局