『豊島区社会貢献活動見本市』のイベントにサポートスタッフとして参加しました

 2024年2月24日(土)、豊島区役所内“としまセンタースクエア”にて開催されました『第18回社会貢献活動見本市』~地域活動が次世代に何を残せるか~にて、プロボノ研究会は「としまNPO推進協議会」が推進するイベントの運営サポートスタッフとして、総勢7名で参加いたしました。

 当日の役割は、サブタイトルが示す通り、高際みゆき豊島区長あてに届いている“こどもたちの生の声”に対し、今回参加されている出展者の皆様へ、各団体からの具体的な提案を募ることでありました。通常の会場運営のボランティアスタッフとは違い、各団体の出展者様へ豊島区からの要望事項をご理解いただき、積極的なる協力の推進をサポートする、我々プロボノ研究会のメンバーのスキルを大いに発揮できる機会となりました。

 

 今回のミッションは、我々が与えられた権限の範囲内で、各自のスキルを活かし、自ら考えて行動することでした。具体的な例を挙げると、

・出店準備のため時間がない出展者様に、目的を簡潔明瞭に伝え、協力をお願いする

 (マニュアルを読むのではなく、出展者様の反応に応じて、臨機応変に対応する)

・提案事項の記入場所の環境整備

 (筆記用具、提案用紙、記入要領の解説用紙等、机の上にわかりやすく配置する)

・提案ボードの場所の移動

 (提案ボードの裏側に会場案内の地図が貼ってあったので、混雑緩和のためボードの位置を受付側に移動させ、空間の有効利用に貢献)

・出展ブースへの積極的な協力依頼

 (出展ブースへ直接出向いて、空き時間に、団体立ち上げの目的や将来のヴィジョン等、積極的に話を伺いながら、提案用紙を直接手渡しして協力をお願いする)

 また、各団体からの色々な提案内容を受けるたびに、それぞれの活動を本当に熱い思いでされていることが実感でき、大いに刺激を受けました。今回の社会貢献見本市は、誰かのために行動することの素晴らしさを、あらためて教えていただく良い機会となりました。さらに、後半に企画されていた参加者全体の交流会において、様々な方との交流する機会に恵まれ、当研究会においても大変貴重な一日となりました。

 今回の経験をプロボノ研究会の基本理念である、『自分の人生の中で培ってきた“経験”や“スキル”を他人のために生かす活動』を、現在から未来へ繋がる活動へと広げていけるように、これからも様々な活動を通して、小さな一歩を刻んでいきたいと考えております。

プロボノ研究会 15期 中川 與和