二期の会 社会科見学「サントリー<天然水のビール工場>武蔵野ブルワリー」(7/19)

  酷暑の中、参加者8名は府中市にある「サントリー天然水のビール工場>武蔵野ブルワリー」を見学した。最寄りの分倍河原駅(京王線・JR南武線)より送迎バスで8分のところに工場があり、この工場が「ザ・プレミアム・モルツ」発祥の地でもある。見学に先立ち大画面のスクリーンに工場長の挨拶が映し出され、続いて「ザ・プレミアム・モルツ」についての説明があった。副原料を一切加えず、厳選された素材(麦芽・ホップ・天然水)のみを使用し醸造されているとのこと。その後工場内の6つの工程「素材選び」→「仕込」→「発酵」→「貯酒」→「ろ過」→「パッケージング」を順番に案内していただいたが、「ザ・プレミアム・モルツ」は素材と製法への徹底的なこだわりをもって造られていることを実感した。素材の説明の時は、実際に麦芽・ホップを口にしたり、匂いを嗅いだりして体験することができた。全国に4ヵ所あるサントリービール生産工場は、すべて天然水の豊かな場所にあり、自然環境を大切にしながら保全活動にも力を入れて取り組んでいるとの説明に、食品を扱うサントリーの企業理念を感じた工場見学であった。

見学後は嬉しい試飲タイム、実際に工場で作られている「ザ・プレミアム・モルツ」「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール」「ザ・プレミアム・モルツ~マスターズドリーム」の3種類のモルツビールが提供された。工場直送のビールは泡立ちもきめ細やか、香り、口当たりもよく、喉越しもすこぶる爽やかであった。このガイドツアーは、製造工程見学+試飲で約70分、なかなか予約ができない人気のツアーである。見学後は一駅電車で移動し府中駅前のホテルで暑気払いランチ、ゆっくりお喋りをしながら食事を楽しんだが、此処まで来て素通りはできないと武蔵国の守り神である「大國魂神社」を参拝した。ケヤキ並木が続く参道は涼やかで、丁度、翌日7月20日(金)に「すもも祭り」が予定されていて、その準備をしている所だった。毎年約7万人の参拝者が訪れ夏の風物詩となっているようである。

二期の会の社会科見学は、今年1月に実施した「川崎味の素工場見学」と今回の「「サントリー<天然水のビール工場>武蔵野ブルワリー」の二カ所、今回の工場見学は想定外の暑さのなかで心配もあったが、元気に楽しく学ぶことができた一日であった。

(記:秋吉)