私の「社会との接点探し」

11期生会 松澤順一

 早いものでRSSC修了から4年半。コロナ禍発生が修了時期に被ったこともあり、過去の経験が生かせない大変な4年半でしたが、今年のホームカミングデーのテーマ「学ぶ情熱と尽きない絆」をキーワードに、この4年半を振り返ってみることにしました。
a.RSSCの科目聴講や放送大学の受講、自治体主催の講習会参加等、積極的に取り組んだ
  ⇒「学ぶ情熱」はまずまず
b.修了後もRSSCの仲間との接点は高水準で維持(ZOOM利用が効を奏し在学中より拡大?)
  ⇒「尽きない絆」は十分クリア
c.他方、RSSC以外の「社会との絆」は低水準(ほとんどゼロ)

 このような中、居住する自治体が「オンライン情報アクセスが困難な高齢者へのデジタル機器操作支援事業」の協力員を募集していることを知り応募を決意。研修受講(オンライン+対面授業=ロープレ中心)、審査員による選考(面接)を経て、先般、「デジタル活動支援員」という資格の認定を受けることが出来ました。「デジタル活動支援員」は、区内6カ所で毎週定例開催される「スマホサロン」という会に来場される相談者一人ひとりに対する個別支援、特定の集団を対象に不定期に開催する「スマホ講座」の講師役といった自治体事業への協力が使命です。

 飲みニケーション一筋だった私が、PC・スマホ活用によるタイムリーな情報交換やZOOMを利用した活発な対面コミュニケーションが出来るようになったのは、RSSCの仲間から良い刺激を受けたから。このような経験を活かし、10月から始まる「デジタル活動支援員」の活動では、知らない方々とのコミュニケーションを楽しみながら、デジタルに縁遠い方のコミュニケーション力向上に少しでもお役に立てればと考えています。

この記事の投稿者

編集チーム 十五期生