RSSC入学から7年目還暦となった私。立教女学院短大を卒業後母校職員として勤務し立教大学に憧れを持っておりました。当時ひとり娘は高校生。大学受験の参考にと思い入学を決めました。

 本科加藤ゼミでは、エロスを学術的に語れる先生と、心を開いて酒を呑める仲間に出逢い、母という枠を外し我が人生のテーマである「恋愛観」を探究することができました。ドラマ研究をすることで様々な人生を疑似体験し青春期の後悔を癒す事ができました。専科成田ゼミでは、娘の教育に没頭するあまり毒親になっていた自分を見つめ直す時となりました。ロマンスグレーの成田先生とドラマ論を。ゼミや同期仲間には狭い価値観での子育てを指摘され、子離れできない自分のターニングポイントになりました。

 青年期は好奇心の塊だったのに語り合う事が少なくなるシニア期。RSSC仲間はドラマティックな人生を生きる方も多く、入学式、クリスマスパーティー、研究発表会、同好会仲間での蓼科旅行、都内巡り、熱海旅行など、時を忘れお酒酌み交わし人生を語り学生気分で盛り上がり、アンチエイジングにもなったのではと思います。コロナ禍で人の繋がりも様変わり。当たり前のようにRSSC仲間に会える幸せを噛み締めて、ドラマティックな学びをまだまだ探究したいと思います。


「よかよかと背中を押してくれた君  自分を好きになれた学舎」

PS.[今期役員会で11月21日に9期同窓会を開催決定致しました]

 9期生会 副会長 百瀬紀志子

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編集チーム 十四期生