「健やかな心身」

s_%e5%a0%80%e3%82%a8%e3%83%aa%e3%82%ab%e5%86%99%e7%9c%9f 同窓会員の皆さん、如何お過ごしでしょうか。OB・OGの方は、RSSCで学んだことを活かしながら家庭や職場など各々のフィールドでの活動に、現在在学している受講生の皆さんはキャンパスでの勉学や交友活動に勤しんでいることと思います。そんな一人ひとりが取り組む活動をより豊かなものとするためには、「心身ともに健やかであること」が大切になりますよね。

 心身の健やかさを保つうえで、鍵を握ることが2つあります。1つ目は、皆さん一人ひとりが「自分自身の健康観」を持つこと。例えば、「病気が何もない状態をキープする」というのもその1つかもしれません。また「今罹っている病気、これから罹るかもしれない病気と上手く付き合って生活していく」というのもその1つでしょう。自分に合った、無理のない健康観を定め、そこから日々如何に過ごしていけば良いのかを探り、実践していくことが肝要となります。

 2つ目は、皆さん自身が「自分の心身の専門家」になること。私の講義を受講した(している)人の中には、このフレーズを思い出した人がいるかもしれませんね。医師や看護師などの医療者は「医療の専門家」ではありますが、どんなに努力しても皆さん一人ひとりの心身の専門家にはなれません。何故なら、彼らは24時間365日、皆さんの傍に寄り添うことはできませんし、皆さん自身にしかわからない体調の変化もあります。ですから、一人ひとりが自分の心身に向き合って、普段と異なる状態があればそれに気付き、必要であれば医療機関での診療に繋げるということが大事になります。

同窓会員の皆さんが心身ともに健やかな毎日を過ごし、豊かなセカンドステージを歩んでいかれるよう願っております!

堀エリカ

立教大学セカンドステージ大学講師

 

この記事の投稿者

八期生編集チーム