RSSCあどらーカフェ

1.設立趣旨・目的

 私たちの活動は、RSSCの授業で箕口先生の「アドラー心理学」を学んだ11期生の受講生を中心に『授業だけでは物足りない!もっと箕口先生と一緒に「アドラー心理学」について勉強を続けていきたい!』との声に、先生が応える形で「アドラー会」として2019年3月から勉強会が始まりました。

 アルフレッド・アドラーはオーストリア出身の精神科医であり心理学者です。日本では2014年に「嫌われる勇気」がベストセラーとなり、その名前が広く知られるようになりましたが、心理学の世界では、フロイト・ユングと並び称される巨匠のひとりです。アドラーの考え方は、『夜と霧』の著者、ヴィクトール・E・フランクル、『7つの習慣』の著者、スティーブン・R・コヴィー、『人を動かす』の著者、デール・カーネギーなど、多くの著名人に影響を与えています。

 アドラーは、人間は分割できない(=In-dividual)存在であると考えて、自らの心理学を「個人心理学」(Individual Psychology)と名付けました。当研究会の顧問である箕口先生は、「日本個人心理学会」の理事でもあります。長らく日本で「アドラー心理学」について研究されている先生に、直接教えていただけるというのは、貴重な体験になるかと思います。

 会を重ねること2021年7月で10回目となったことを機に、RSSCの研究会に申請いたしました。その際、今までの名称「アドラー会」を現在の「RSSCあどらーカフェ」(略称:あどカフェ)と改名しました。カフェは、アドラーがウィーンで過ごしていた頃、仲間たちと毎晩のように意見を交わした場所です。私たちの「あどカフェ」も、アドラーを勉強する仲間たちの交流の場でありたいと思っています。

2.活動内容

 立教大学箕口名誉教授によるRSSCの授業「アドラー心理学を実践に活かす」を受講した修了生を中心に、2019年3月より勉強会がスタートしました。箕口先生のご厚意により、プログラムが実施され、初年度対面では4回、翌年2020年はコロナ禍の中、新たな形としてZoomでのリモート勉強会も実施しました。2023年9月迄に12回の実施、合わせて16回の勉強会を実施いたしました。現在のメンバーは7期・8期・11期・12期・13期・14期・15期・16期と多岐にわたり、登録人数は68人です。主な活動は2~3ヶ月に一度の勉強会です。先生に授業さながらの講義をお願いし、その内容について参加者によるワークショップ、その後は発表という流れが主なパターンです。

3.連絡先・お問合せ

顧 問: 箕口 雅博 立教大学名誉教授
代 表: 青木 美恵(8期)
副代表: 五十嵐 訓子(12期)
あどカフェ会議室: 北原(7期)・宇都宮(8期)・中尾(11期)・時田(11期)・堀(12期)

連絡先アドレス: adler@rssc-dsk.net

勉強会の情報などすべてのやりとりはLINEで行っています。先生はとても気さくな方なので、勉強会以外でもグループLINEを駆使して様々な役に立つ情報(YouTubeのURLなど)を送ってくれます。新たに入会希望の方は、LINEのグループへの参加をお願いしていますが、年会費などは無料です。

「アドラー心理学」に興味のある方でしたら、どなたでも参加はウェルカムです!
私たちと一緒に、「共同体感覚」や「勇気づけ」について学んでみませんか!?

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