2026年7月26日に開催いたしました『第20回アートセラピー・ウクライナの皆さんとの交流会』の模様を紹介します。今回は日本の参加者8名、ウクライナの参加者2名、合計10名での開催となりました。今回は初参加の子どもたちや、久し振りの参加者もおり、和気あいあいと充実した時間を過ごすことができました。

 2026年の第5弾のアートセラピーは、『心の部屋を旅する時間』というテーマで、それぞれの想いをアートで表現しました。そもそも自分自身の心の中にどれだけの部屋があるのか? 日頃は無意識のうちに、何気なく滞在している心の部屋とは、そもそもどのようなものなのか? 一つずつ丁寧に紐解いていくと、過去の心の部屋の中に見えるものは、昔の懐かしい日常の風景であり、愛したペットの面影であり、学生時代の誇らしい思い出であり、自分の心を見つめ直す時間など、様々な部屋のエピソードがアート作品として表現されていきました。また現在から未来への心の部屋には、これからの生活サイクルや、未来に向けての心の扉の開放や、世の中に潜む諸悪の根源に対する自身の行動など、過去の心の部屋とは違う一面が表現されており、実に面白い対比でした。

 その後のアート作品の発表においては細かい質問も多く、どこから描き始めたかという観点から導き出される物語や、背景の色から推測する作者の想い、作品のその先に垣間見える大切にしたいものなど、心の部屋の背景が明確になっていき、それによって自分自身が望む幸せの形や、未来への指針など認識することができたことは、大きな発見でした。 

 また、初参加の子どもたちの自由で豊かな発想の作品も、普段の大人たちだけのアートセラピーでは触れられないフレッシュな体験でした。

 今後も定期的に継続して活動していく計画です。プロボノ研究会の活動にご興味のある方、アートセラピーに興味のある方はぜひお声がけください。    

                      RSSCシニアプロボノ研究会 15期生 中川與和

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RSSCシニアプロボノ研究会