皆さんの中で「日ユ同祖論」と言う言葉を聞いたことがありますか? ”日本人とユダヤ人の祖先は同じ”現在の日本人とユダヤ人を見比べた場合とても一致しているとは思えませんね。
初めて「日ユ同祖論」を唱えたのは明治初期、スコットランドから来日したニコラス・マクラウドという英国人の宣教師だそうです。日本に来て彼が感じたのは、神社の儀式が旧約聖書に描かれている内容と非常に似ていると感じ調査実施。1875年に「日本古代史の縮図」という本にまとめ出版したことがきっかけのようです。
そして第二次大戦後、アメリカ在住のユダヤ人が来日して調査し「聖書に隠された日本・ユダヤ封印の古代史、失われた10部族のナゾ」を出版したことで世間に広まっていったそうです。では何故「日ユ同祖論」なのか概要を紐解いて行きたいと思います。
まず初めは日本の神社とイスラエルの幕屋の配置が似ているという点です。両社殿とも手前に拝殿、奥が本殿となっており本殿にはユダヤ教でも神道でも三種の神器が収められています。更に日本の神社もユダヤ教も拝殿前には必ず水で手を清めねばなりません。これは日本の神道とユダヤ教だけに定められた習慣のようです。
また、日本の神社とイスラエルの拝殿の手前には賽銭箱が置いてあります。他にも神社の入口両側に狛犬(右上写真)が置かれているが、ユダヤの神殿前にも獅子が置かれているなど、本当に日本の神社とイスラエルの幕屋には似ている所が沢山見受けられます。
次は神輿と契約の箱(アーク)についてです。日本の神輿は祭りの時に神様を乗せるための四角い箱で、全体を金色に装飾され屋根の両側には鳳凰が配置、それに二本の棒を通し多数の人で肩に担ぎ街中を練り歩いたり川の中に入ったりします。 十戒を刻んだ石板を入れる契約の箱(アーク:左写真)も金で覆われサイズ的にも神輿とほぼ同じ大きさ、箱の上にはケルビムという天使が付いています。タナフ(旧約聖書)にはアークを担いでヨルダン川を渡ると川の水が引き全イスラエルの民が無事に川を渡る事が出来たと記してあるそうです。
更に興味深い儀式として諏訪の御頭祭とアブラハムと神との契約があります。旧約聖書には神がアブラハムに忠誠を誓わせる為に息子イサクをモリヤ山の上に連れてきて神への生贄とするよう命じ、アブラハムは神の命に従いイサクを山頂で生贄にしようとしますが、直前に神の一声でイサクは救われ代わりに山羊を生贄としてささげ神の信頼を得る事が出来ました。この神とアブラハムとの契約はイスラエルの民にとってとても重要な儀式でユダヤ教徒なら知らない人はいないはずです。
日本にも長野県の諏訪には守屋山という諏訪大社の御神体の山があり毎年4月に御頭祭(右写真)が行われます。御頭祭では御神(おこう)と呼ばれる少年が柱に縛りつけられ神の生贄にされそうになるが、そこに神官が現れ少年を解放し代わりに鹿の頭75頭を板の上に乗せ神に捧げ五穀豊穣を祈ります。昔の日本には山羊がいなかったため鹿になったようで、儀式の内容も山の名前も同じとは不思議な話ですね。
そして日本に赴任したイスラエル大使は必ず諏訪大社を訪れるそうです。上記に記載した事柄は「日ユ同祖論」を説明する内容のほんの一部で、その他にも日本神話と関連した内容、帰化人に纏わる言い伝え、日本の有名な祭りに関した事などがあります。ただ殆どに物的な証拠は無くどこまでが事実なのかは不明。しかしこの「日ユ同祖論」についてイスラエルやドイツのテレビで特別番組が放映され国民も関心を寄せている様です。
本当にユダヤの失われた10部族の一部の人達が9,000kmも離れた遠い日本までやって来たのでしょうか? (7期生 柴田)
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