RSSCの皆さま、高知からのお誘い
14期生 門脇 重光
高知市在住の私がRSSC入学のため妻と共に東京に転居したのは2020年4月だった。コロナ禍のため入学は翌年になり、14期生として入学した。本科、専攻科を通じて多彩な教授陣、諸先輩、同期生と毎日接することで新しい考え方を学び、仲間が出来た。授業で知り合った学部生の就活支援、留学生と「日本酒」をテーマとした交流会開催など、個別に学生と接点を持つこともできた。池袋キャンパスで開講されるRSSCのメリットは計り知れない。2023年高知市に帰り公立図書館勤務を経て、本年4月から肩書きの無い身を楽しんでいる。
現在進めているのは高知の観光と移住の誘致、土佐酒とワインの紹介に関するボランティア活動への参加である。観光は既存のNPO法人への加入を予定している。個人では、昨年11月に東京のブロガーを高知に招き、日本酒の酒蔵見学をベースに地元食材を使った伝統料理の体験ツアーを行ったところ、好評だった。4月以降はRSSC同期生の仁淀ブルー体験、SNSで知り合った人を招いての地方の祭体験と最新の魚養殖の実態紹介などを行った。11月の専攻科ゼミ旅行受け入れなど、年内は月1件の予定が入っている。
来高する方は、土佐の地酒と料理を楽しみにして来る。案内と説明に根拠を持たせるため、高知県酒造組合が認定する土佐酒アドバイザーの資格を取得した。有資格者となることで、人脈を活かした幅広い体験ツアーの企画が可能となった。RSSC同窓生の方にはぜひ高知を体験していただきたく、その際はお手伝いをさせていただきます。