~“第2の人生”は、土佐の山間よりいづ~2015年10月30日~11月1日

人生のセカンドステージのライフスタイルはさまざまです。三菱総合研究所とRSSCのコラボレーションにより、私たちは「課題先進県・高知県において地方生活のシミュレーションと超高齢社会の課題解決のアイデアを出してみよう」というコンセプトで高知県を訪問しました。出発前に講演で、高知県の方から人口減少と高齢化という課題を明確にとらえ果敢に産業振興と移住政策を図ろうという取り組みを聞いており、その実際を現地で学ぶ3日間でした。各地で関係の方々が待っていてくださり、親しく交流をすることもできました。

第1日(10月30日)
14:00~17:00ココプラ(高知県産学官民連携センター)
・ココプラの取り組み
・高知県「産業振興計画」、高知市「未来への道標」
・東京からの移住者の体験
それぞれ説明とディスカッション

・夜は「ひろめ市場」で懇親会

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高知県の説明

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高知県・高知市の方々と参加メンバー

 

 

 

 

 

 

 

第2日(10月31日)
9:00~10:00 土佐山アカデミーの紹介
10:00~12:30 地区一帯と各種の活動を見学
13:30~16:30 2班でワークショップに参加
①空き家改修、②草木染め実習

夜は、公民館で地域の皆さんと「おきゃく」(交流会)

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NPO土佐山アカデミーの紹介

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草木染のワークショップ

 

 

 

 

 

 

 

第3日(11月1日)
10:10~12:30 東部安田町「集落活動センターなかやま」
・安田町(過疎高齢化地域)の現状と取り組み
・高知大学と地域のコラボレーション
・東京映画社サテライトオフィスの紹介、視察
13:30~15:30 田野町 道の駅田野駅屋、製塩工場視察

赤池先生(15.11.1)

高知大学地域連携推進センター講師

緑の山里、青い海、豊かな自然に恵まれ、温かい人情に包まれた土佐の地は、「人生の楽園」を彷彿とさせる。人生のセカンドステージのライフスタイルを設計する一つの舞台として申し分がない。しかし、全国平均よりも15年前に人口減少が始まり過疎化と高齢化の課題先進県である。平成21年度から詳細な計画を立てて課題解決先進県を目指す活動が全県の各地で行われている。この塾を通してその真摯な取り組みを良く知ることができた。一方で、同様の取り組みは全国的に広がっており、市場と人材の奪い合いも想定される。われわれは、これを機会に自らのセカンドステージを見つめ直すとともに、高知県の掲げる高い理念が見事に実現するよう声援を送り見守ってゆきたい。

 

この記事の投稿者

プラチナ社会創造研究会