コロナ禍の3年間を経て、4期生会は再スタートします!
 20年度、21年度、22年度の3年間の我慢のあと、今年4月20日、立教大学松本楼にて4期生会懇親会を開催、30名もの参加を得て、新しい体制について意見交換を行いました。メンバーは年齢的なことに加え、健康に問題を抱える人も多くなり、各ゼミからの委員選出は難しく、再スタートは自薦、他薦の3名の幹事で行うことになりました。今年度は、「東京再発見」をテーマに、皆さんが参加しやすいよう近場での活動を行うこととしました。

◎ 第1回は、9月26日(火)に日本橋クルーズでスタート

 好天気の青空の下、「日本橋クルーズ」スタート。このクルーズは、日本橋船着き場を11時に出発、90分周遊コースで、歴史のたくさん詰まった日本橋川、神田川、隅田川を周遊します。参加者は13名、まあまあのスタートです。集合時間10時30分には全員そろい再会を喜び合いました。


 スタートは高速道路下の「日本橋船着き場」、船は日本橋川、神田川用に専用設計(橋の低さ対応、ビル風対応、潮流対応)された44人乗り高性能オープン専用船。背もたれ付きの椅子、水洗トイレ付きの揺れの少ない安定した高性能船です。暑さ対策に折りたたみ式麦わら帽子と、アイスノンが配布されます。 船はほぼ満席、外国人の方も何人かいらっしゃいます。
 頭上はずっと「首都高速道路」で、現在道路の地下化を目指して工事が進められています。この高速道路が取り払われたら、青空を眺めながらの素晴らしいクルーズになるはずです。東京オリンピックを翌年に控えた1963年12月21日に一部開通、東京の再開発の象徴でもあった首都高速道路。日本橋地区の地下ルート完成は2035年度、高架の撤去完了は2040年度の予定だそうです。航海中は、ベテランのガイドさんがわかりやすく解説をしてくれます。

 日本橋船着き場をスタートすると、右に日本銀行を見ながら常盤橋、神田橋、錦橋、一ツ橋、宝田橋、堀留橋,新川橋、あいあい橋、後楽橋、水道橋、・・・・こんなに沢山の橋があったのか、と思うほどの橋が。神田川に入ると、首都高速とはお別れ。青空を仰ぎながらお茶の水橋と御茶ノ水駅、聖橋と東京メトロ丸ノ内線、昌平橋と総武線等々、おなじみの駅と橋のコラボが、何とも楽しい。 駅から船に手を振る人、橋の上から手を振り声をかける人、楽しい風景が続きます。ちょうど電車が駅に入るところとぶつかると、歓声が上がります。このコラボは、鉄道ファンにお勧めの撮影ポイントとのこと。途中には江戸城の石垣に文字が刻まれているのを探したり、お茶の水渓谷や川から眺める秋葉原も楽しい。 

 浅草橋周辺には、沢山の屋形船が停泊し、お客様を待っています。隅田川に入ると、開放されたように開けた川に、両国橋、新大橋、清洲橋、墨田川大橋など大きな橋が続きます。永代橋の向こうには、東京のウオーターフロント開発の先駆けになった大川端リバーシティ21の高層マンション群が、中央大橋の向こうには、スカイツリーがしっかりと見え、写真撮影スポットとして感動的な風景です。
 日本橋川に戻りました。通った橋を地図で数えてみると40!! そしてここは確かに江戸城の外堀なのだということを実感した90分でした。

 楽しかったクルーズの後は、銀座1丁目の会席料理店 「銀座の金沢」 にて昼食です。
冷たいビールと籠盛り膳「鼓門」 を食しながら、クルーズの感想や近況報告をしあい、楽しい時間を過ごしました。

 皆さん、クルーズ参加お疲れさまでした!!