高橋先生の寄稿を非常に興味深く読ませて頂き感動いたしました。私は平成16年4月にRSSC9期生として入学しました。入学時の小論文に今まで高校、大学で技術系の道を選び社会人の第一歩は電力会社に就職して火力発電所に勤務。その後電気工事会社を経て31歳で起業して40年困難な時期もありましたが、ようやく、会社も軌道に乗り後継者の目途もつき、人生を振り返って学び直しをしたい。特に「リベラルアーツ」と言う学問に接してみたいと書きました。

入学して池袋キャンパスの美しさ、新しい学友、素晴らしい先生方
時間が経つのを忘れる程でした。当時、私は中小企業の社長であり、長野県上田市から単身赴任?をしてマンション暮らしをし。相当無理をしていましたが夢の様な時間でした。
修了後も「当時の授業を思い出しながら楽しさの余り「リベラルアーツ」の本質は何だったのか?忘れていたのかなと考える時がありました。

それが今回高橋先生の寄稿を読み胸につかえていた思いが氷解して、正に目からウロコでした。「全てから客観的姿勢を保ち自由人としての「自由学科」がリベラルアーツであり、教養であり、教養は知識の集積ではない。との言葉は現在も社会の担い手を自負している自分にとって、またRSSC修了生にとって今後の「道しるべ」になると思います。高橋先生に感謝致します。

9期生 玉井 敏明

☞ 高橋輝暁先生のご寄稿はこちら