3月の「深川下町散歩」、6月の「迎賓館・四谷怪談散歩」に続き、秋空の11月12日(日)に加藤睦先生と9期生で「ぶらり葛飾柴又と寅さん」の街歩きをしました。

寒さ厳しいという予報を覆す様に、前回に続き「晴れ○○○」のおかげでぶらり陽気に恵まれた一行は、駅前からすでにレトロ感漂う柴又駅から出発、老舗が並ぶ参道を散歩し、「寅さん」にも遭遇、草団子を味見の後、題経寺へ。

題経寺は寅さんの映画に「御前様」が出てくる帝釈天とも呼ばれる400年の歴史を持つ寺院で、建築物の木彫り彫刻や回遊式の廊下から眺める日本庭園が素晴らしい。皆さん、暖かい緑茶を飲みながらしばし庭を鑑賞。

隣の山本亭は大正末期に建てられた日本家屋であり、その当時の日本家屋や美しい書院づくりの庭園を見学ができる。その美しい庭が米国の日本庭園専門誌にて昨年、日本3位にランクインしたとか。外国人の見学者も多く見かけました。

その隣の寅さん記念館は昭和44年から約30年、48作が公開された名作「男はつらいよ」の映画の主人公「フーテンの寅」を題材にした記念館です。実際に撮影に使われた店舗や映画にまつわる展示物は映画を見た方々に郷愁を感じさせてくれます。館内は昭和のレトロ感が満載で、皆さん、少年少女時代に懐古。

そして、屋上の柴又公園から映画で寅さんが歩いた江戸川土手風景や「矢切の渡し」、対岸の千葉の自然を眺め、隣の「山田洋次ミュージアム」へ。

山田洋次氏は「男はつらいよ」等の数々の日本映画の名作の監督をされた方です。肌寒くなってきた夕方、柴又駅近くの居酒屋に駆け込み“乾杯”、そして近況報告。そろそろ来年の生き方を模索しているようで、「やっぱしRSSC生はいつまでもアクティブシニアだなあ」と実感。皆さんお疲れ様でした。「思い出は多い方が楽しいですよね」。皆様にさらに思い出が増えれば企画担当としてうれしいです。

古根村(記)

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ソーシャルビジネス研究会