アジア、アフリカでの運転
栗田 和明(RSSC専攻科ゼミ担当教授)
私は2026年度からゼミは専攻科のクラスに変更になった。2年目のRSSC生を相手に、私もあらたな気持ちで取り組んでいる。
2025-2026年はたまたま夏季に訪問していたアジアの国で運転する機会が続いた。両方とも利用したのは2輪車であるが、簡単に報告しよう。
2025年の夏季は台湾の日月澤周辺でしばらく過ごした。観光客相手の貸し自転車屋が多いので尋ねてみると「運転免許不要」という。自転車といっても日本の電動アシスト式のものではなく、まったく漕がなくても電池とモーターで自走する、いわゆるモペットである。本当に免許不要か不審だったので調べると、その通りであった(ちなみに日本で発行する国際免許証は、そのままでは台湾では使用不可である)。日本でいえば免許不要の電動キックボードのような扱いであるかもしれない。便利に使用することができた。
2026年はマレーシアの高地に滞在していた。日本でいえば牧之原台地のように小さな起伏が続いている所であった。ここも牧之原同様、お茶の畑であった。マレーシアでは国際免許が有効であったので、小型のオートバイをレンタルして快適に移動することができた。
このように2年つづいて、現地で自分で運転する機会があり、自分で運転することも便利だと再認識した。アジアの国々で、国際免許証が通用し、かつ、車両が左側通行である国は、タイ、マレーシア、シンガポール、香港・マカオである。これらの国々では日本から訪問しても自分での運転が比較的容易かもしれない。アフリカの国々では国際免許の通用、つまりジュネーブ条約加盟が半分弱であり、やや少ない。しかし、実際は日本発行の国際免許を、現地の警察で該当国の免許に書き換える、あるいはそのまま通用させるなどの運用もある。アフリカではほとんどが陸続きの国々で、トラック、バスが国境を越えて走っている。それぞれの国の交通警察も、他国の運転免許を見慣れていることもあるのかもしれない。
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