RSSCを起点とした学びとつながり

14期生会 毛塚 悟巳

 私は55歳にて選択定年した翌年にRSSCに入学した。過去、業務に関する知識習得や検定取得などのため勉強はしていたが、それらは必要に迫られてこなした知識の習得で、学びと呼べるものではなかったと思う。60歳を超えた今振り返れば、自ら学びたいと思えるきっかけはRSSCでの講義やゼミにおける他の参加者の熱量にあてられたことだと思っている。特にゼミでは自分たちが関心のあることに集中して、調べ、意見を言い合うことでまさに学びの姿勢ができていたと感じる。

 そして、私はその感覚をさらに広げたくなり、専攻科修了後、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科に飛び込んだ。そこでは研究者の立場で考え、論文を作成するここが求められたが、ゼミ生同期6人のうち半数はシニア世代で、考え方も近く助けられたことも多かった。自分の研究は寄付教育の実態把握という先行研究のないニッチなもので情報収集に難儀したが、学校の寄付教育の授業への参加、全国の教員へのアンケート調査などで発見もあり楽しい研究活動と大学院生活であった。

 また、RSSC入学と同時期に始めた教育系NPOでの業務も継続しており、それに関連してファンドレイジングスクールで寄付集めのスキルを学び、今夏は社会教育士養成講習を受講するなどしている。

 ここに記した大学院以降のさまざまな学びの機会には、大学卒後の若者からシニアまで様々な世代の参加者がおり、世代を超えた学びのつながりが持てたとも感じている。それらの起点はRSSCでの学びであり、シニア世代は今後これまで以上に若い世代や社会とかかわりを持ち活躍していくべきだと改めて感じるこの頃である。

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編集チーム 十七期生