13期生会顧問 多田 一正

 あれはコロナが大ブレークする直前の2020年2月頃であったであろうか、偶々ネットでRSSC学生募集の締め切りが明後日であるのに若干の興味を覚えて中半フラフラと必要事項を記入したのが後期高齢者になった数年後であった。その後の怒涛のようなパンデミックの波に揉まれながらもZOOMによる受講生の総数は12人のみ。多くの高齢者が行く先のない不安に煽られる中、苦労してリモート授業受講のスキルを覚えての、「何もするのも自由・何もしないのも自由」を十二分に享受させていただいた1年であった。特に、上田信先生のゼミが4人であったのが最高だった。受講生は何れも一癖も二癖もある人生経験者を相手にする上田先生を囲んでの、先生方専用の部屋で「持ち寄り飲み会」は実に楽しかった。

 RSSC卒業後には各種サークル、それは硬軟取り合わせた方々が集合したリベラルな例会に複数参加させていただき、おかげで我が「Google Calendar」には空白が少ないのである。これら参加サークルの中で「かがやきライフ研究会」では同人誌『すずかけの小径』で皆様のエッセイをご寄稿いただいて毎年発刊している。熟年を経て老年期に差し掛かった60~80台の諸氏諸嬢の意気軒高な様は「眞に刮目してみるべき」と自慢したいのである。SNSの時代に逆行しての手作り小冊子として、1期生が溢れる情熱で立ち上げた同人誌『すずかけの小径』の松明は消えることなくリレーされております。そしてその軌跡は国会図書館に間違いなく永久保存されていることをもつけ加えさせて頂きます。

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編集チーム 十七期生