【プラチナコミュニティ研究会】耕作放棄地開発プロジェクト
社会課題を「自分ごと化」して考えてみては、とはRSSCのさまざまな講義内で提唱された命題であり、5年前から東京と南房総の2拠点生活をしている私は、ご縁のあった南房総市和田町の農業委員の声かけに応じ、自分に出来るほんのちいさな社会貢献活動のつもりで、4月から水田作業を手伝っています。
現在わが国の食糧自給率は38%と、欧米先進国と比較してかなり低く、同時に国内の耕作放棄地は90年代以降急激に増加し、2005年には38.6万ha、東京都の面積の1.8倍もの面積に匹敵しています。
今回のホームカミングデーに向けて、10月7日にプラコミ研有志の方に草刈り・精米作業を、そして10月16日には袋詰め・梱包作業をお手伝いいただきました。ひとりで作業していると落ち込むこともあります。仲間に感謝です。

前日の箱根駅伝予選会を1位で通過したこともあり、池袋キャンパス内は早朝よりキラキラと明るく、温かい雰囲気に包まれていました。
プラチナコミュニティ研究会は4丁目エリアのオープンマーケットで山梨県甲州市のワイン、小豆島のオリーブ産品、そして本年度より「南房総耕作放棄地開発プロジェクト」と銘打ってコシヒカリ新米を80㎏ほど販売しました。
おかげさまで新米80㎏は昼過ぎには完売し、「もっちり感があって美味しかった」「おにぎりやお寿司にいいね」などうれしいフィードバックもいただきました。来年度も自分の出来る範囲でムリせず楽しく水田のお手伝いが出来れば… と考えております。
プラチナコミュニティ研究会は10期から17期まで期をまたいで幅広く85名の会員が参加しています。ちいさな社会貢献活動や学びなおしのヒントなど多彩なメニューが揃っています。
どうぞ気楽にドアをノックしてみてください。
10期生 青田 主税

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