【kissの会 ゲスト投稿no.39】「NO-SIDE」

大会カップ

皆さんは、人生に輝きを添えることができるような素晴らしい経験をこれまでにいくつも重ねてこられたと思います。
私は、今年、もう一度、そんな機会を得たいとおもい、秋がくるのを楽しみにしています。

ラグビーのワールドカップがアジアで初めて日本で開催されるのです。9月20日から11月2日の間、日本を含む２０ｹ国が４つのプールに分かれてのプール戦から決勝ト―ナメントへと全国１２の会場で４８試合が組まれています。

１９８７年にニュージーランドとオーストラリアの共催で始まった第１回からこれまで、ラグビーの強豪国であるイングランドをはじめとする、ヨーロッパ、これに南アフリカ、そしてニュージーランド、オーストラリアと限られた国と地域だけで開催された大会が私たちの日本で開かれます。

最も多感であった青春の一時期を、あの楕円球を追い回した一人として、このチャンスを楽しみ、観戦するだけでなく、積極的に参加し、より多くの友人や海外からのラグビー仲間たちと分かち合いたいと期待に胸を膨らませています。

予想される観客数は１８０万人、その内海外からは４０万人を見込んでいます。全世界でのTV観戦者は４０億人を超すと言われ、オリンピック、サッカーワールドカップと並ぶ世界3大スポーツイベントです。経済効果については4,４００億円が期待されるとのことです。

横浜国際競技場

幸いにも、決勝トーナメントは、私が住む横浜の国際競技場が会場です。　全国1万人のボランティアの一人として参加することができることになりましたので、試合だけでなく、世界から訪れる人々と交流できることも楽しみたいと考えています。

「TEAM　NO-SIDE」というのが、日本大会のボランティアチームの名称で、Principlesは「一生に一度を作ろう」です。わくわくしています。
「NO-SIDE」とは、試合の後は敵も味方もないということですが、この大会はこう定義しています。

大会マスコット　レンジ―

N=Now or Never　今こそ好機
　　この瞬間は二度とやってこない、今を大切にしよう
O=Open　Mind　開かれた心
　　多様な価値観、個性を受け入れよう
S=Smile　笑顔で活動しよう
　　温かで、前向きな空気で出迎えよう
I=Imagine　想像しよう
　　独りよがりにならず、相手が求めていることを想像しよう
D=Do　行動しよう
　　勇気を持って一歩踏み出そう、行動しなければ何も始まらない
E=Enjoy　楽しもう
　　何よりも、自分が楽しもう

ということで、最初の6つの頭文字が「NO-SIDE」です。

RSSCで学んだことが生かせるとおもい、「一生に一度」をもう一度味わってみようと思っています。
（7期生　矢野泰秀）

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