今世紀初、18年振りの東京六大学野球2017春季リーグ戦の立教大学野球部の優勝は、大いに地元池袋を活気づかせている。立教大優勝に王手が掛かっていた先週、5月27・28日の早慶戦の結果によって優勝校が決定するという、他校の勝敗によって優勝校が変わる熱い試合だった。当日は早慶戦であったが、立教応援で神宮球場へ足を運ばれた方も多かったのではないだろうか。

28日日曜日、待ちに待った立教大学野球部優勝が決定した日。偶然にも野球部部長である前田先生にお会いした。「優勝おめでとうございます。」との声掛けに、「ありがとうございます。」と固く握る握手は、優勝まで長かっただけに喜びが満ちあふれていた。

立教大学野球部の優勝は、私がこの地に嫁いでから37年間で2回(1989年、1999年)だったように記憶している。1989年10月30日の立教大学野球部優勝パレードは、池袋西口駅前からのスタート。二又交番からの入口に?くす玉を立教通り商店街で取付け、パレードが到着したと同時に華々しく「くす玉が割れる」とのシチュエーションだったが、残念な事にパレードが来る前に割れてしまい「おめでとう」の垂れ幕が、何ともむなしく降りてしまったエピソードがある。

1999年は、紙吹雪を数日前から沢山切って用意し、子供達と一緒に投げてお祝いしたが、パレードが過ぎ去った後の嬉しい残がいは、何日も清掃が掛かってしまったことを思い出す。さて、今回の優勝パレードは、どのようなお祝いとなるのか。
今週から、池袋西口駅周辺の商店街から立教通り商店街は、統一したフラックを街路灯に取付けられて、一気にお祝いムードが高まることでしょう。

立教通りに面する当ビルも、管理人が優勝と同時に「祝優勝」の紙をいち早く貼り付け、テナントであるうどん「立山」は、1999年優勝の際に取り付けたフラックを奥様は大切に保管しており、お店の「のれん」として期間限定で飾られています。(店主は立教大学野球部OB、元読売巨人軍の横山氏)また、立教通りの「大地屋書店」も自社のお祝い看板を付ける等、町全体がお祝いで溢れていることはとても嬉しいことです。

学生主導による立教大学野球部優勝祝賀パレードは、6月12日(月)18:30から西口公園にて開催され、その後に優勝パレードが行われます。当日は、沿道に沢山の方々がお祝いに訪れて、共に歓喜の声高らかに「優勝おめでとう」の声が池袋の町に響き渡ることでしょう。(雨天の場合は行わない様ですが・・・晴れることを祈るのみです)
(7期生 梅本)