二期の会「池上本門寺・松涛園見学」実施報告 9月9日
「池上本門寺・松涛園見学」は9月8日に予定していたが、台風13号の関東地方直撃予報があり急遽9日に変更して実施した。当初19名の参加が予定されていたが、翌日への変更により10名での見学となった。今回も大田観光協会でボランティアガイドをされている内藤光子さん(二期の会)に7万坪に及ぶ池上本門寺境内を詳しくご案内いただき、楽しい一日を過ごした。
<松涛園の前で法話・ご説明を伺う>
◆コース:東急池上線池上駅(11:00集合)⇒ 本門寺境内巡りその1{総門、此経難持坂(階段)、仁王門、大堂、朗峰会館(昼食)}⇒ 松濤園見学 ⇒ 本門寺境内巡りその2{五重塔、万両塚、本殿、日蓮聖人御廟所、歴代墓所、多宝塔、大坊本行寺(日蓮聖人ご入滅場所)} *その他墓所巡り 有名人(力道山、作家、俳優、政財界人等)、大名家夫人墓(紀伊徳川家等)、江戸狩野家墓(狩野探幽等)⇒ 池上駅(16時半解散)
◆松涛園:今回の池上本門寺訪問の目的は、都内の名だたる名園が挙って参考にしたと言われている池泉回遊式の庭園「松涛園」(小堀遠州作庭)の見学である。年1回5日間のみ公開されるので、公開日に合せて実施した。名園であることも然ることながら園内のあずまやで西郷隆盛(新政府軍)と勝海舟(徳川軍)が江戸城明け渡しの会見をした場所でもあり、今に繋がる歴史に暫し思いを馳せたひと時であった。(今年は9月8日~12日)
<松涛園> <西郷・勝両雄会見碑>
◆池上本門寺:日蓮宗の大本山で、鎌倉時代に日蓮聖人がご入滅された霊跡である。 1945年の空襲で殆どの建造物が消失してしまったが、五重塔、総門、経蔵、多宝塔などが辛うじて残ったとのこと。戦後再建された本殿の釈迦如来像の胎内にはインドのネール首相から寄贈された釈迦の舎利骨が納められている。
◆墓所巡り:幸田露伴一族の墓所は空襲を免れた五重塔近くにあった。また力道山の墓所は各所に案内書きが出ていて、今なお参拝者が多い様子が見受けられる。しかしながら何年もお参りがないようなお墓や墓石が撤去され土だけになった墓所等もあり、現代のお墓事情が垣間見られた墓所巡りでもあった。池上本門寺には桜の大木が多く四季折々の花も見事とお聞きしたので、また何時か訪れてみたいと思いつつお寺を後にした。
まだ台風の蒸し暑さが残るなかではあったが、ガイドの内藤さんは池上本門寺を我が庭のごとく熟知されていて、要所々々を効率よく回ってくださり、気が付けば1万歩を超えていてビックリ!最後は、蒲田駅近くの中華料理店でビールと羽根付き餃子(蒲田が発祥の地とか)で乾杯!歩き疲れも一気に回復した相変わらず元気な二期の会の面々でした。
世話人:福田、秋吉、(記:小杉)
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