RSSC英会話クラブ運営  第5期生専攻科修了 中島正昭

☞ アクティブシニアを一言で言えば
▰ 団塊世代の代名詞
▰ 新しい事への挑戦、遊び心を大切にしている世代
▰ 戦後の社会環境変化すべてを体験してきた世代
▰ それまでの高齢者とは違い、自分の価値観をもち、年齢に関係なく仕事や趣味、社会に対しても積極性のある世代

☞  RSSCはアクティブシニアの典型
私がそうであるように修了生達が充実した生活を送っている背景には、RSSCで培った絆をもとに、様々な研究会活動・同好会活動・ボランティア活動などに自分の居場所を見つけているからに他ならない。

☞  RSSC同好会組織(英会話クラブ)はまさにアクティブシニアの集まりである
新しい事への挑戦と遊び心を持った3期生、5期生、6期生、7期生らの集まりです。かつては商社、銀行、メーカー、航空会社、海外での駐在経験・子育て、海外ボランティア、何よりも60歳にてはじめて英会話に挑戦する人たちである。

☞ 英会話クラブはどのような背景から生まれたのか
▰ RSSCが毎年実施するアンケートの中で、かなりの受講生が、語学の立教と言われる割には、RSSCカリキュラムには語学関連講座がない。英語に強い関心があり、RSSC入学を契機に、語学力を向上させたいと思う受講生には少々期待はずれの声が毎年出ていた。
▰ 全カリへの参加も制限されている
▰ 同時通訳者・鳥飼玖美子教授による講座も通訳社会文化史、コミュニケーション論に徹するものであり、少々期待はずれであった。
▰ RSSCの語学講座に対する基本認識(語学は教養にあらず)

☞ 2013年,7月坪野谷先生より私に代案が示される
▰ NHK学園英会話講師(カナダ人女性)を招いての英会話レッスン
▰ 修了生・現役生、誰もが参加できる組織つくり
▰ 11月に講師との面会を果たし、講師の人柄、teaching method(話すことに重点、TOEIC,英検の資格取得を目的としない)実用性のある英語表現を基本理念とすることを確認
▰ 参加者がどのレベルなのか、判断できず初級をベースにする
▰ レッスン日は、本科生・専攻科生が集まりやすい、木曜日午前に設定
▰ レッスン費用(既存の英会話スクールより廉価であることを前提)
▰ レッスン場所 立教大学施設は使用不可、ラウンジも卒業後は限定
▰ 代案として、旧大明小学校&東京芸術劇場会議室利用、今日に至る
▰ それらの付帯費用は参加メンバーが補填
▰ 2013年 11月14日 5期生4名、6期生1名でスタート

☞  英会話クラブが目指すものとは
▰ 英語を通じての社会貢献
1. 2014年夏、世界各国の鳥類学者約1000名が、立教キャンパスに集結して、第26回国際鳥類学会が開催。公用語が英語と言うこともあり、ESCメンバーは日ごろ鍛えた英語力をもって、大会運営の一役を担う
2. 英語での実務経験を生かした小学生・中学生への英語指導
3. 国際ガイド・通訳ガイド・ボランティア 年間2000万人を超えるinbound旅行者への貢献
4. 2020年東京オリンピックを踏まえ、英会話クラブメンバーは、オリンピック・パラリンピックレガシー研究会の会長を兼務

☞ 英会話クラブレギュラーメンバーの声
▰ 大歳さん(6期生)/当日入院の為欠席、彼女からの以下のメッセージ代読
立教英会話クラブでは、プレセッションで調べたり議論を戦わせる体験がとても役に立っています。退職して英語のメールを手にする機会が激減して、アウトプットの機会が減ってしまい寂しく思っていた時に同じような仲間と、共に切磋琢磨出来る機会は何よりでした。
現在私は、英語関連では以下の活動を続けていますが、ESCでの活動が刺激になって、英語を錆びないようにしてくれていると感謝しています。
中学生の英語、英検指導ですが、区の教育委員会の学校指導課の有償ボランティアをしています。もう一つは区の文化センターと提携した成人対象の英会話のクラスで、此れも有償ボランティアです。こちらは大半が勉強熱心な同世代の方々で、現在22人在籍中です。洋書のテキストで音から入る事で大人でも飽きないのか皆様熱心で、趣味と実益を兼ね私も楽しみながらやっています。
後のガイドは、ご存知の団体を通して行っていますが、報酬はないですが経費はカバーされる事、知らない人とも事前のメールのやりとりですっかり親しくなって、納得して案内できるのがメリットです。ガイドの仕事を通して、人を知り、新しい考えに出会う事は刺激になります。
▰ 北川さん(5期生)
英会話クラブから得られたもの 英語以外に学べることがいかに多いか。

RSSC英会話クラブ

ご紹介 設立趣旨 語学の立教と言われる割には、セカンドステージ大学カリキュラムには語学関連講座もなく、英語に強い関心があり、今こそ語学力を向上させたいと思ってい…

この記事の投稿者

八期生編集チーム