8期本科鈴木ゼミ・文楽鑑賞教室への参加

文楽といってもなかなか馴染みがないのですが、今回、息子さんが文楽の人形遣いをしている、我がゼミの齋藤さんのアレンジにより国立劇場で開催されている、文楽鑑賞教室に5月14日鈴木先生を始めゼミ生10名で参加しました。

image1 (2)開演後、まず文楽の魅力について解説がありました。江戸時代に成立した文楽は、人物の台詞・心境や物語を表現する「太夫」の語り、「三味線」の音楽、生きているかのように人形を操る「人形」の三つから成り立っており、それぞれについて実演を挟みながら、細かい説明がされました。引続き、今回上演される、「曽根崎心中」のあらすじの説明があり、さて、演目の開始です。人形とは思えない細かい仕草、更に太夫の語り、三味線が相まった、独特の世界を堪能しました。
今回、私は初めて文楽を鑑賞しましたが、文楽の概要、更に上演演目のあらすじ説明があったため、すんなりと演目を楽しむことができました。参加者には以前文楽を見た経験者もいたのですが、今回は冒頭に文楽、演目の説明があり、非常に分かり易かったと好評でした。

 

image2(写真:終演後、人形遣いの齋藤さんの息子さんを中心にして記念撮影)

文楽鑑賞の後は、近くのイタリア料理店で文楽の話を肴に楽しいひとときを過ごしました。(写真)image3

文楽に興味のある方は、回数は多くありませんが、国立劇場で開催されている文楽鑑賞教室へ参加されては如何でしょうか。

報告者:池内

8期鈴木ゼミ・文楽鑑賞教室(5月14日)