11月30日(土)、RSSCユネスコクラブは石神井公園ふるさと文化館にて「古民家勉強会」を開催いたしました。この勉強会では、当クラブメンバーの荒井哲男さん(14期)を講師に迎え、古民家について学びました。
世界遺産である白川郷・五箇山の合掌造りの紹介や古民家の技術(ユネスコ無形文化遺産)について講義いただき、そこでの暮らしや伝統的な建物様式を学ぶことができました。荒井さんの講義は非常に分かりやすく、大変貴重な学びの時間となりました。その後、隣接する古民家「旧内田家」や常設展示室の見学も行い、荒井さんのガイドで、その歴史や文化について更に理解を深めることができました。
充実した勉強会の後は、会場近くの三宝寺池を散策しました。静かな湖面に映る紅葉の美しさに心を奪われ、まるで旅行に来たような錯覚を覚える素晴らしい景色でした。この辺りは23区とは思えない、自然を充分感じられる所で「武蔵野は月の入るべき山もなし、草より出でて草にこそ入れ」と常設展示室に掲示してあったように、武蔵野の面影を感じることができました。
秋が深まる中での古民家勉強会と紅葉散策は、参加者にとって大満足の企画となり、終了後には駅近くのお店で「ぶりしゃぶ」を囲みながら親交を深め、楽しい時間を過ごしました。
12期 関澤恵子