RSSC茶の湯同好会では9月3日(火)に9月度の茶の湯お稽古を行いましたのでご報告いたします。

各地に大雨を降らせた台風10号は過ぎ去りましたが、当日も午前中にまとまった雨が降りました。お稽古が始まる頃には雨はすっかりあがり、会場の区立目白庭園では庭木に残った雨粒がきらりと光って美しい景色を見ることができました。

参加者は9名。今回も1名の見学者が参加してくださいました。初心者の会員は、毎回上級者の会員から優しく丁寧な指導を受けることができ、安心して参加することができます。

今月の主菓子は「秋桜」「中秋」「萩」。秋の始まりを感じさせてくれるものでした。表千家のお点前では煤竹(すすだけ)の茶筅が使われる事が多く、今回も代表の小村師匠が持参された貴重な煤竹の茶筅を拝見することができました。白竹の茶筅とは趣も異なり、侘びた風情を感じるものでした。お茶とお菓子を美味しく頂くことも楽しみですが、茶器の美しさに触れ、使われるお道具の背景や、茶の湯の歴史を知る事もまたお稽古の喜びです。

◆この御点前稽古風景にご興味ある方、関心のある方はどうぞ下記までお問合せください。
問合せ先(メール):cha@rssc-dsk.net

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編集チーム 十五期生