当クラブは、途上国の識字率向上に向けた「世界寺子屋運動」の支援や「世界遺産・地域遺産」の学習会、スタディツアーなどを中心に活動しています。
毎年ホームカミングデーでチャリティーバザーを行い、売上金をカンボジアの寺子屋建設に寄付してきましたが、このたび2024年4月にカンボジアで22軒目となる「スバイルー寺子屋」が完成し、募金者銘板に当クラブの名前が刻まれました。
スバイルー寺子屋は、世界遺産アンコール遺跡群のあるシェムリアップの市街地から約80キロの集落に建設されました。スバイルー郡はシェムリアップ州の中でも最も貧困率が高い地域です。内戦の際に居住地が破壊され、森林内に散在して集落を作った結果、医療や教育などが不足しており、今でも6歳~14歳の子供の25%は学校に行っていません。成人でも17%は読み書きができないため、寺子屋では小学生クラスに加え、成人に対しても識字クラスを実施する予定だそうです。
すべての人が基本的人権として、生活に必要な文字の読み書きや計算能力を身につけ、夢や未来がえがける世界になることを願い、活動を続けていきたいと思っています。
そして、私たちは子供のころから十分な教育を受け、なおRSSCで学び直しができる恵まれた環境に感謝したいと思います。
事務局長 12期 関澤恵子
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