「初夏の明治神宮の杜を散策」

2022年6月17日、梅雨の合間の貴重な好天に恵まれた一日、10期生会 R10KIZUNA(絆)は、上半期の行事として、ひさしぶりのリアルな活動「初夏の明治神宮の杜を散策」を開催しました。参加者24名。新型コロナによる活動自粛が2年余りも続き、久々に顔を合わせた同期生達、集るにつれていくつもの談笑の輪ができていきました。明治神宮の杜は、大正9年(1920年)の神宮創建に伴い、新たにつくられた人工林。当時の林学の専門家達による「永遠の杜」は、100年余りを経過した今、みごとな森となり、都会の真ん中に緑豊かな別天地をつくりだしてくれました。この日の散策のメインは、今が見頃の「御苑」の花菖蒲。明治26年(1893年)に、昭憲皇太后のためにと明治天皇の指図により植えられた約150種、1500株の花菖蒲が、白から濃い紫まで美しいグラデーションとなり、深い森に包まれた中、優しい曲線を描く小径を歩きながら観賞することができました。また、この「御苑」の中ほどには、昭憲皇太后が釣りを楽しまれたと言われる南池があり、この時期は薄黄色の睡蓮が涼しげに咲き誇り、ここにも爽やかな初夏の気配を感ずることができました。本殿参拝の後、境内にある「フォレストテラス明治神宮」の中庭にて取り敢えず散会として、各自自由参加のお茶会となり、冷たいソフトドリンクや、夕方を待ちきれない人達はキリッと冷やしたビールを飲み、心地良い歩き疲れを癒やしながらそれぞれの近況報告など、久しぶりの会話を楽しみました。コロナ感染状況が未だ収まらない中、全員揃っての会食は見送りとなりましたが、神宮の杜の中、森林浴を楽しみながら参加者それぞれ旧交を温めることができたことと思います。10期生会下半期秋の行事には、参加者全員揃っての会食ができるよう、世の中が落ち着くことを願いながら再会を約束し、それぞれの帰途につきました。

10期生会 幹事会