「RSSCあどらーカフェ」と仲間たち

中尾 正雄

 皆さん、こんにちは。

 私たちは、RSSCの授業「アドラー心理学を実践に活かす」を受講した仲間たちが集まり、勉強会を始めました。立教大学名誉教授の箕口先生のご厚意により、先生にご指導をいただき、2019年3月から対面での勉強会がスタートしました。ここから「あどらーカフェ」が立ち上がりました。主な活動は、2~3か月に一度、みんなで勉強会を行っています。

 しかし、2020年からコロナ禍により対面での活動が難しくなりました。

 そこで、Zoomによる勉強会を始めました。最初は使い慣れないZoomに戸惑い、とても不安でしたが、リーダーや操作に詳しい方に教えていただき、しだいに使い方にも慣れてくると、とても使い勝手がよくなり、便利な気がします。遠くからでも参加しやすいので、参加者も増えました。

 「あどらーカフェ」では、全体での学習や会合の後、いくつかの分科会(グループ)に分かれて、ディスカッションをします。この分科会は、少人数なので、とても発言しやすく、気軽に自分の考えや意見を言うことができます。もちろん対面での勉強会は直接皆さんにお会いできて、コミュニケーションがとれて、とても良い面がありますが、今のようなコロナ禍にあって、Zoomでの勉強会や会合もとても便利で、使いやすく、有意義な気がします。

アドラー心理学では「共同体感覚」と「勇気づけ」を重視しています。コロナ禍での自粛生活が続き、とかく孤立しがちですが、「あどらーカフェ」では「共同体感覚」を大切に「つながり」をモットーに活動しています。コロナ禍の今こそ、オンラインにより「つながり」を深め、メンバーや仲間たちの相互理解や信頼の醸成につなげていければと思います。

 直接会えるという対面での良さと、Zoomの利便性、使い勝手の良さのそれぞれの利点を生かして、これからも活動を続けていけたらと思います。

 皆さん、「あどらーカフェ」の仲間たちといっしょに、アドラー心理学を学びませんか。