秋晴れの今日、ぬけるような青空の下、さわやかな風が、紅や黄に染まりはじめた木々の高みをわたってそよそよと吹き来るなか、手に手をとって肩を組み、抱擁をかわし、頬を摺り寄せ、こぼれるような笑顔をもって互いをみつめあい、ここRSSC同窓会総会にお集まりになられました皆様! 皆様にはご健勝のことと拝察申しあげま、ま、……、「す」、が言えぬのがさすがに残念ですが、とはいえ、コロナごときでうつむいてしまうRSSC・OB、OGではないですッ。皆様お変わりなくご健勝のことと拝察もし上げますッ!
われわれのように長きにわたって世渡りをしてまいりますと、それはそれはもう様々な異変に出くわすわけですが、つまり、だれしも尋常一通りの平坦道を歩いてこの年にまで達したわけではないのですが、酸いも甘いも噛みしめて人生セカンドステージに突入なわけですが、それにつけてもこんな方角からこんな災厄が来るとは想定していなかった。不覚でありました。何か来そうだとは薄々感じていた。だって激動の昭和史をその末端で経験し、平成の災害史をくぐりぬけ、それで、令和だ、でも令和にこれかよ! ではないでしょうか。世界史の曲がり角になるのでしょうか。
といってもわれわれの日常は変わらない、コロナごときで揺らぐものではない。マスクの奥で歯を食いしばり、微笑をたたえ、おいしいものを食べ飲み、街歩きし、果敢に学びにいそしもうではありませんか。冒頭の数行は、来年の同窓会向けのご挨拶です。来年は「すッ」が秋の青空のもとに降り注ぎますッ!
この記事の投稿者
最新の投稿記事
期生会2022.02.2312期生会が発足しました!
会員皆様からの投稿2022.02.239期 玉井敏明さんからのご投稿
期生会2022.02.20【幹事会報告】もう春ですね!今年の11期生会活動についてのお知らせ
修了生の活動紹介2022.02.14【修了生の活動紹介】「フィリピンに本をおくる会」の活動が本に!