イングランド大会観戦記

“UNBELIEVABLE”

 ラグビーの歴史上最大の番狂わせである。

ワールドカップで2度の優勝を誇り、今大会優勝候補の南アフリカにJAPANが勝利をあげた。私達は幸運にも歴史的瞬間の場に立ち会う事ができた。

JAPAN選手の果敢な低く強いタックルと激しいコンタクト、集中力は80分間おとろえることなく続き最高のパフォーマンスを発揮した。残り時間5分、JAPANは攻め続ける。ロスタイムに入る。ゴール前で南アの反則。ペナルティキックを決めれば同点。しかしスクラムを選択し勝ちにいった。場内は大歓声、「JAPAN」コールだ。左へ右へと攻め続けゴール前から左に展開、逆転TRYだ!

「この結果は必然である」試合後ある選手が言った。「二度とこんな練習はしたくない」という4年間の異常なまでのハードワークを積み重ねてきた自負が桜を背負うプライドをつくりあげたのであろう。素晴らしいチームであった。

(7期生 宮内・福島 寄稿)

JPNvsRSA the sunday times

 

この記事の投稿者

七期生会

コメントを残す