2025年8月3日(日)、第5回16期生会イベントとして、荻窪駅から徒歩7分ほどにある杉並公会堂にて催された「特撰落語会 桂文珍・春風亭小朝 二人会」の鑑賞を企画し、最高温度36℃の猛暑の中ではありましたが、33名の多くの方が参加されました。

 開演時間30分前の11時にはほとんどの皆さんが到着され、冷房の効いたロビーは楽しい語らいにあふれていました。

 11時30分に開演し、前半の演目は、まず前座として柳家ひろ馬が与太郎噺の「牛ほめ」を、続いて江戸落語の大御所 春風亭小朝の夏にちなんで怪談牡丹灯籠から「お札はがし」を鑑賞。粋な話芸を堪能しました。

 仲入り後の後半は講談から始まり、女性講談師 田辺いちかによる「井伊直人」、伊達政宗の家臣である井伊直人を武術を通して妻が立ち直らせていくという話でしたが、ご本人の弟子入り時のエピソードが面白く、最後は「いちかばちかやってみるか」と師匠に言われた事で「いちか」の名前になった話し?が大受けでした。

 トリは上方落語の重鎮 桂文珍が登場し、「ざこ八」を鑑賞。本編もおもしろかったのですが、枕でいきなり「桂ばちかでございます」で大爆笑、関西万博にからめてさらに大爆笑でした。

 16期生の皆さんと席を並べ古典芸能である落語を楽しめ、体ではなく心が温まる素敵な時間をすごせました。

 落語会終了後は、荻窪駅近くの「鮨のえん屋」(居酒屋)に移動、懇親会には30名が参加しました。喉の渇きには我慢できず、ビール中心に飲み物とメインの魚料理などを堪能し、本科修了生・専攻科修了生が久しぶりに顔を合わせ仲間と話せるよう、くじ引きで席を決め、更に途中で席替えをするありがたい配慮があり、大いに語らい盛り上がりました。

 懇親会終了後もまだ明るい時間であり、語り尽くせなかった方々のため2次会が開催され、13名の方々が参加して楽しい時間を過ごすことができました。

 次回は、9月17日(水)、イケビズ第3会議室での我ら16期生の島田佳久さんによる講演会です。

 16期生 大熊康義

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編集チーム 十六期生